エマ・ストーン演じる美女ベラに身も心も奪われる―映画『哀れなるものたち』11.17公開&本予告解禁
アカデミー賞10ノミネート、全世界で大ヒットを記録した映画『女王陛下のお気に入り』のヨルゴス・ランティモス監督、エマ・ストーンが再集結して描く最新作『哀れなるものたち』の公開日が、11月17日に決定。予告編とポスタービジュアル2種が解禁された。
【動画】ポップでゴージャスなセットにも注目 『哀れなるものたち』予告編
原作は日本でも2008年に翻訳された、スコットランドの作家アラスター・グレイによる同名ゴシック小説(早川書房)。風変わりな天才外科医ゴドウィン・バクスターの手によって死からよみがえった若き女性ベラは、世界を知るために大陸横断の冒険の旅へ出る。時代の偏見から解き放たれたベラは、平等と解放を知り、驚くべき成長を遂げていく―。
主人公ベラを演じるのは、『ラ・ラ・ランド』でアカデミー賞主演女優賞を受賞し、ランティモス監督作品『女王陛下のお気に入り』でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされたエマ・ストーン。今回はプロデューサーとしても加わったエマが再びヒロインを務める。また、天才外科医のゴドウィン・バクスターをウィレム・デフォー、ベラと共に大陸横断の冒険の旅に出るダンカンをマーク・ラファロが演じ、脇を固めている。
予告編は、天才外科医バクスターの手によって自らの胎児の脳を移植され、不幸な死より蘇った美女ベラの姿が魅力たっぷりに描かれたもの。エマが大人の体を持ちながら新生児の目線で世界を見つめていくベラにふんし、これまでみせたことのない演技を披露している。この世の喜びに心を開いていくベラと、純粋かつ恐れを知らない彼女の行動に身も心も奪われる男たち。ポップかつゴージャスなセットの中で、彼らの間にどのような物語が展開されるのか、また彼女の成長の先には何が待ち受けているのか、興味をそそられる映像となっている。
ポスタービジュアルは、“Makeup”と“Rebirth”の2種。“Makeup”は、イノセントなベラの顔に3人の男性の姿がカラフルに塗られたもの。彼らが魅力溢れる女性に夢中になっていく姿を暗示している。“Rebirth”は、エレガントな大人の女性から、もう1人の女性が今まさに誕生しようとする様子を表現した斬新なビジュアルで、どちらもランティモス・ワールド全開の仕上がりとなっている。
映画『哀れなるものたち』は11月17日より全国公開。