ライアン・ゴズリングが魂の熱唱! 映画『バービー』“ただのケンver.”予告
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マーゴット・ロビーが主演する映画『バービー』より、サウンドトラックにも収録された、ライアン・ゴズリングが歌う「I’m Just Ken」の初お披露目となる予告“ただのケンver.”が解禁された。
【動画】ライアン・ゴズリングが歌う「I’m Just Ken」の初お披露目 映画『バービー』予告(ただのケンver.)
本作は、世界で最も有名なファッションドールであるバービーを映画化。主人公バービー役のマーゴット・ロビーをはじめ、共演のアメリカ・フェレーラ、そして監督・脚本を務めたグレタ・ガーウィグの来日が決まっている。
バービーのことが大好きなボーイフレンド?のケンは、ピュアすぎて暴走しがちなキャラクター。そんなケンは、人間世界の常識を勝手にバービーランドに持ち込んでしまって…バービーたちを大変なことに巻き込んでしまう?
今回解禁された映像は、ケンが歌い、踊り、悩み、戦う、どこを見ても“ケンだらけ”の特別映像。日焼けした肌に鍛え上げられた筋肉、ブロンドに光る髪をなびかせるイケイケなケンを演じるライアン・ゴズリングは、数々の賞レースをにぎわせた『ラ・ラ・ランド』(2016)をはじめ、『ブレードランナー 2049』(2017)や『グレイマン』(2022)など大作へ引っ張りだこで、アカデミー賞主演男優賞に2度ノミネートされた経験を持つ。
そんなライアンが演じる“パーフェクト”なケンは、みんなバービー!みんなケン!の中の1人で、その他大勢のただのケンにすぎない存在だが、おしゃれで人気者のバービー(マーゴット・ロビー)に恋焦がれ、なんとかバービーの気を引くために目立とうと必死な毎日を送る。しかし、もう1人のケン(シム・リウ)も魅力的なバービーに思いを寄せているようで、「ハイ!バービー!」とアピール合戦を続ける2人は常にライバル同士だ。バービードールのボーイフレンドとして開発されたケンたちは、本作ではバービーの”お飾り”(?)としてバービーの引き立て役に徹している。
映像でライアンが歌う「I’m Just Ken」では、「君無しの僕って何?」「僕だけじゃダメなんだ」と冒頭から自身の存在意義に疑問を持ち、苦悶するちょっぴり切ないケン。その後、楽曲にのせてケンの本当の思いが語られ、常に2番手で主人公にはなれず、バービーからも友達扱いされているケンの心の叫びを綴った歌詞にも注目だ。
さらに、バービーに良いところを見せたいケンが、サーフィンをしようと突っ込むもプラスチックの波にぶつかって吹っ飛んでしまったり、さりげなく鍛え上げられた上腕二頭筋を見せつけバービーにアピール、バービーを見つめギター片手に熱唱したりと、格好つけて振る舞うもどこか残念な姿も盛りだくさん。空回りしながらも、ひたむきにバービーのことを思うピュアなケンは、どこか応援したくなる魅力があるキャラクターだ。
ある日突然バービーの身体に異変が起こったことをきっかけに、その原因を探るためケンもバービーと共に人間世界へ行くことに。人間世界で新たな発見を重ねていくバービーの側で、ケンにとって人間世界はどう映るのか?ケンの存在が、その後バービーランドを大きく変えていく展開になっていく。
映画『バービー』は、8月11日より公開。