二宮和也がナチュラルに役とリンク! 映画『アナログ』二宮演じる悟の人物像に迫る場面写真解禁!
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二宮和也が主演し、波瑠がヒロインを演じる映画『アナログ』より、二宮演じる悟の人物像に迫る場面写真が解禁された。
【写真】手作りの模型や手描きのイラストにこだわるデザイナー・悟のキャラクターがわかる場面写真
本作は、ビートたけしによる小説を原作に、いつの時代も変わらない愛の原点=“好きな人にただ会える喜び”を描いたラブストーリー。主演・二宮とヒロイン・波瑠は、本作が初共演となる。
主人公・悟(二宮)と携帯電話を持たない謎めいた女性・みゆき(波瑠)の出会いは、行きつけの喫茶店「ピアノ」。2人は互いの連絡先を交換せず、「週に一度、木曜日にピアノで会いましょう」と約束を交わし、かけがえのない時間を積み重ねる。
悟はみゆきの素性を何も知らぬまま、プロポーズすることを決意する。だが、約束の当日に彼女は現れなかった。その翌週も、翌月も…。なぜみゆきは突然姿を消したのか? 彼女が隠していた過去、そして秘められた想いとは?
このたび、二宮演じる悟のキャラクターがよくわかる場面写真が解禁された。ヒロイン・みゆきに一途に思いを寄せる悟は、優しい佇まいでありながら、人一倍手作りの温もりを大切にするこだわりの強い性格だ。朝起きると飼っている魚に餌をやり、窓から差し込む柔らかな日の光に目を細める。部屋は雑誌や模型、工具などにあふれ、悟はデザインという仕事を本当に好きなのだとうかがい知ることができる。
そして眠そうな表情で向かうのはキッチン。焼き魚、味噌汁、納豆など手際よく朝食を作り、顔をほこばせながらご飯に舌つづみをうつ。また、キッチンに置かれた小さなプランターではいくつかの葉物野菜を栽培し、漬物を自作で漬けるなど、その暮らしぶりは丁寧かつ豊かだ。
その性格は仕事ぶりにもよく表れている。建築のデザインをする際は、グラフィックではなく模型を作り、デザインイラストを自ら鉛筆で描き、水彩で色を付けるこだわりっぷり。みゆきとの出会いの場となった喫茶店「ピアノ」も悟がデザインを手がけた店舗であり、こだわり抜いた店内の装飾品にみゆきが気づいてくれたことがきっかけで、2人は関係を深めていく。
みゆきを演じた波瑠は、二宮が演じた悟について「二宮さんだからこの悟のキャラクターがうまくいったというか、嘘に見えないんです。二宮さん自身の魅力が悟という人物にすごく自然に流れ込んでいるようなところがありました。でも、二宮さんが狙っているのか、狙わずにそうなっているのかが分からないっていう。だからすごいなと思うばかりですね」とコメントを寄せる。波瑠も絶賛する二宮のナチュラルな魅力があふれる悟の姿に注目したい。
映画『アナログ』は、10月6日より全国公開。