村上虹郎、休養発表後初の公の場「今日という日は奇跡」
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俳優の村上虹郎が30日、都内で行われた映画『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編』大ヒット御礼！シリーズ完結！ファイナルラン舞台あいさつに登壇。休養中の村上にとって、本映画のイベントに参加するのは初となったが「これまでの自分の状態を考えると、今日という日は奇跡的でした」と率直な胸の内を語った。イベントには主演の北村匠海と吉沢亮も参加した。
【写真】北村匠海＆吉沢亮とのイベント登壇に笑顔を見せる村上虹郎
映画『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編』は、2021年に公開され大ヒットを記録した『東京リベンジャーズ』の続編。原作でも人気の高い「血のハロウィン編」を2部作で描く。村上は、東京卍會創設メンバーの一人である一虎を演じている。
今年3月、所属事務所の公式サイトで、心身の不調により5月に予定されていた出演舞台を降板すること、しばらくの間休養することが発表されていた。4月に公開された『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編－運命－』のプロモーションにも参加することはなく、北村や吉沢も舞台あいさつ等で、村上に熱いメッセージを送っていた。
この日、本作のイベントでは初の登壇となった村上は、「ただいま」と元気にあいさつすると、「久々にメディアや人前に出て緊張する」と照れくさそうに語るが、隣に北村と吉沢がいることに「すごくやりやすい」とホッとした笑顔を見せる。
北村は「いつかこの作品で一緒に舞台に立てればと思っていたので、素直にうれしい」と笑顔を見せ、「虹郎とは17歳のときから一緒の作品に出ていたので、『東京リベンジャーズ』という作品で横に虹郎がいてくれるのが感慨深い」と感無量な表情を浮かべると、吉沢も「マイキーとしては、一番思い入れのあるのが一虎。個人的に一虎とバチバチやりあう役柄だったので、本当に虹郎と一緒に立ててうれしいですね」と破顔する。
すでに公開から2ヵ月が経過している本作。村上は「本当はこの舞台がないはずなのに、事務所の人たちと、どうにかして『東京リベンジャーズ』に助力したい。最悪一人でも……と話していた。でも二人が来てくれて」としみじみ語ると「しんみりしちゃいましたね。もっと元気系の方がいいですかね」と笑顔を見せる。
この日の舞台あいさつは300館以上でライブビューイング放映されたが、村上は「久々に目の前に人がいる状態になると『わー』ってなってしまいます」と語ると、「僕は1年弱停滞し迷走していた。時には暗い時間もありましたが、その時の自分から考えると、今日という日は奇跡的。この日が来るのか分からなかったけれど、今日を迎えられたのは、皆さんのおかげです」と北村や吉沢、作品を応援してくれるファンに感謝を述べていた。
