中田秀夫監督ドラマ『秘密を持った少年たち』10.6放送開始 佐藤海音、大原優乃、大東立樹ら出演のエロティックサスペンス
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■伊藤圭吾(矢沢和馬役)
夜行と人間との関わり、愛や憎しみ、そして過去との関わりなどが複雑に絡み合い、それが少年たちの未来を大きく揺るがす要素となっており、予想を裏切る展開が次々とやってくる、とても見応えのあるドラマだと思います。異質で、限られた環境でしか生活することのできない少年たちが、仲間という居場所を見つけ、そして音楽を通して希望を見出し、貪欲に生きています。彼らは、オルタナティブな音楽を仲間と共に作り、広げていく僕たち龍宮城と、似ている部分があると感じます。
和馬は、とても温かい心を持っています。立場は弱く、常に攻撃の的となる彼ですが、仲間のためなら自分を犠牲にすることを躊躇しません。和馬を演じることに難しさや違和感を覚えたことはなく、それは普段自分が隠している弱い部分が現れて和馬とマッチしたのだと思います。それほど和馬は、弱くて、優しくて、そして強い男の子なのだと、演じていくにつれて見えてきました。このドラマは残酷で、苦しい場面が多いけれど、そこから“生きる”ことの本質を考えるきっかけになればいいなと思います。
■齋木春空(岡部雅人役)
先の展開が読めなく、台本を貰う度にこうなるのかという衝撃を受けています。謎が多くて何故?って思うことが多かったですが、その謎が解けた時すごくスッキリしました。
自分が演じる雅人は過去の、自信が持てない自分を嫌っています。だから過去の自分に似ている人に対して、高圧的な態度や荒い言葉遣いになったり心情の変化に伴う感じがとても面白いです。登場人物のストーリーが進んでいくにつれての心情の変化を楽しんで頂きたいです。
秘密とはなんなのか、なぜこういう感情になっているのか、などを考察して謎を解き明かしていきましょう!
■ゆいかれん(夏川理央子役)
現実では想像もつかないことが起こる作品です。撮影現場に入ってカメラを通して見ていると、もしかしたらこんな世界もあるのかもしれないと思わせられます。夏川先生は一見普通の女医に見えますが、彼女の心の底には夜行を助けたいと思う感情とともに、想像するより遥かに深い闇があると思います。彼女の悲しみに寄り添って役を作っていけたらと思います。
■橋本マナミ(光石芳美役)
吸血鬼とかゾンビとか作品で見るのが好きだったので今回のドラマもそのようなテーマで、夜行の世界がこの先どうなっていくの?とドキドキワクワクしながら台本を読んでいます。私が演じる玲矢の母、芳美は、知らず知らずのうちに巻き込まれていく夜行の世界にどんどん人格が変わっていきます。いろんな顔を表現できたらいいなと思っています。夜行と人間の戦いがどのように展開していくのか、そして、複雑に絡み合う人間模様もわかってきて楽しんでいただけると思います。美しくセクシーな世界を金曜日の夜にぜひご覧ください。
■大谷亮平(隆介役)
監督もヴァンパイアものは初めてとおっしゃっていましたが、私自身も初めてなので、台本をいただいたときに、中田監督がどういった世界観を作られるのかを楽しみにしていました。
隆介は予備校講師であり、夜行でもある人物。一体彼がどんな秘密を抱えているのか、そして物語の中でどのような行動をしていくのか、是非注目していただきたいです。
吸血シーンも見どころですし、最後まで展開が読めないストーリーとなっておりますので、皆様にご覧いただけることを楽しみにしております。