池松壮亮、森田剛に肩を抱かれたドキドキの5分間!? 『白鍵と黒鍵の間』”二人三脚”本編映像解禁
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池松壮亮が主演する映画『白鍵と黒鍵の間に』より、池松と森田剛の撮り下ろし2ショットインタビューと、二人の「二人三脚」シーンの映像が解禁された。
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本作の舞台は昭和末期、夜の街・銀座。未来に夢を見る「博」と夢を見失っている「南」。二人のピアニストの運命が大きく狂い出す一夜を描く物語。原作はジャズミュージシャンで、エッセイストとしても才能を発揮する南博の『白鍵と黒鍵の間に-ジャズピアニスト・エレジー銀座編-』。ピアニストとしてキャバレーや高級クラブを渡り歩いた3年間の青春の日々をつづった回想録だが、共同脚本を手がけた冨永昌敬監督と高橋知由が一夜の物語に大胆にアレンジ。南博がモデルの主人公を「南」と「博」という二人の人物に分けて、“3年”におよぶタイムラインがメビウスの輪のようにつながる“一夜”へと誘う。
池松は、一人二役で二人のジャズピアニストを演じ分ける。南は才能にあふれているが、夜の世界のしがらみにとらわれて夢を見失ってしまったピアニスト。博は希望に満ち、ジャズマンになりたいという夢に向かってまい進する若きロマンチスト。南と博は、時にすれ違い、時にシンクロするカードの裏表のような関係で、池松が繊細に演じ分けてみせた。
今回解禁となったのは、博と南の一人二役を演じた池松壮亮と、南と博をほんろうする、刑務所からシャバに出てきたばかりの謎の男“あいつ”を演じた森田剛による特別インタビュー&本編映像。
インタビューでは、撮影中の印象的だったシーンについて、池松が「なぜかヤクザとピアニストが二人三脚をしているというよく分からない、非常に面白いシーンがあって…」と語りだすと、隣の森田が必死に笑いをこらえる様子をみせながらも、撮影を思い出したのか、思わず「ふふっ」と声が漏れてしまう和やかな様子が映し出される。
至近距離で息を合わせて動かないといけない二人三脚という特殊な動きとなる本シーンの撮影時、「森田さんが割りと早めに肩を組んでくださって、そこから解除してくれなくて…」とかなり気まずい状況だったことを明かす池松。「体感でいうと5分くらいだったかな。胸キュン映画で駆け出しの俳優さんと女優さんが、よーい!の声がかかる前に手を繋いじゃって、解除できなくなったみたいな…そういうことを思い出しましたし、5分間ドキドキしてました」と撮影裏話をたっぷり披露。
さらに、当時を思い出し「凄く大事なシーンでグーッとなってて。早めに肩を抱いてしまったんですけど、一回抱いたものを離すのもね…」と撮影時の心境を告白する森田。「気まずい?って聞いたんだよね?」と森田が現場の状況を池松に確認すると、池松は「あ、そうそう!」とさらに思い出がよみがえってきた様子で「“池松くん気まずい?”“気まずいですね”と。でもその後もずっと……。あ、それでも解除してもらえないんだ!?」と現場で衝撃を受けたエピソードを明かしている。
今回、二人にとって“印象的でした”“楽しかった”と公言するある意味特別?な二人三脚の本編シーンも併せて解禁。本編では、森田演じる“あいつ”自らが池松演じる博の足にベルトを巻いて、勢いよく二人三脚を始める様子が描き出される。しかし、走り出した途端、シャバに出てきたばかりで痩せている“あいつ”のズボンがずれ落ち、そのはずみでナイフや拳銃といった危険物が次々と落ちていく。あまりの恐怖と異様な状況に博は耐えきれなくなり、ついに逃げ出すのだが…。
映画『白鍵と黒鍵の間に』は、10月6日より全国公開。