レイプ疑惑のジェラール・ドパルデューに仏映画界が擁護声明発表! カーラ・ブルーニやシャーロット・ランプリングら署名
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レイプ容疑で訴追されたほか、十数名の女性から性的暴行やセクハラで告発されているジェラール・ドパルデュー。この度フランス映画界を代表するセレブが公開書簡を発表し、“リンチ”を受けている彼を擁護した。
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Varietyによると、フランスを代表する映画関係者56人が署名する公開書簡が、現地時間12月25日にLe Figaro紙に掲載されたそう。カーラ・ブルーニやシャーロット・ランプリングのほか、キャロル・ブーケやピエール・リシャール、ビクトリア・アブリル、ナタリー・バイら俳優、ベルトラン・ブリエやフランシス・ヴェベールら映画監督も名を連ねる。
書簡には、「彼が私刑(リンチ)に晒され、憎悪の激流が向けられているのを受け、沈黙を通すことはできません」と記され、推定無罪の原則が無視されていると指摘。「ジェラール・ドパルデューがこのようにターゲットにされることは、アートが攻撃されているのも同じです。アートの死です」と綴られているそうだ。
ドパルデューは、『シラノ・ド・ベルジュラック』でアカデミー賞にノミネート、フランス映画界の最高峰セザール賞を受賞するなどしたフランスの名優として知られるが、レイプ容疑で訴追されているほか、十数人の女性から性的暴行やセクシャルハラスメント、痴漢行為で告発されている。
また今月7日には、仏公共放送局が彼に対する歴代の性的暴行疑惑を詳細に追ったドキュメンタリーを放送。彼に対する批判が強まっていたそうだ。