ジェラール・ドパルデュー
ジェラール・ドパルデューの詳細情報・プロフィール
- 生年月日
- 1948/12/27
- 出身地
- フランス/アンドル
- 活動期間
- 1964年 -
- 詳細
- 岩石のような体躯、だんご鼻、フランス人の愛する男臭いジャン・ギャバン的個性派俳優で、フランスを代表する名優の一人。本名はジェラール・グザヴィエ・マルセル・ドパルデュー。父親は板金工という貧しい家庭で、6人兄弟の3番目に生まれる。子供の頃ろから札付きの不良で、盗みを働いたり娼婦のヒモになりながら、その日暮らしをしていた。12歳で少年院に送られたが、精神分析医に勧められ、16歳からパリの国立民衆劇場で演技を学んだ。ミュー=ミューらと「カフェ・ド・ラ・ゲール」という移動劇場で巡業した後、65年に「Beatnik et le minet」で映画デビュー。74年、ミュー=ミューと主演したベルトラン・ブリエ監督の問題作「バルスーズ」で、自らの出自のようなワルを演じて一躍注目され、ジェラール・フィリップ賞を受賞する。以降、ミシェル・ピッコリと競演した「仮面/死の処方箋」(75)、主演の「La Derni?re femme」(76)、クロード・ミレール監督のミステリー「Dites-lui que je l'aime」(77)、スリラー「甘くない砂糖」(78)、[%フランソワ・トリュフォー%]監督の「終電車」(8 )、フランシス・ヴェベール監督のコメディ「Les Comp?res」(83)、アラン・コルノー監督の歴史劇「フォート・サガン」(84)、「ソフィー・マルソーの刑事物語」(85)、ベルナノスの小説を原作にした「悪魔の陽の下に」(87)、彫刻家ロダンを熱演した「カミーユ・クローデル」(88)、パートナーの[%キャロル・ブーケ%]と共演したブリエ監督の「美しすぎて」(89)、名作「シラノ・ド・ベルジュラック」(9 )、歴史大作「愛の報酬/シャベール大佐の帰還」(94)と、驚くべきことだが毎年のようにセザール賞最優秀男優賞にノミネートされ、「終電車」と「シラノ・ド・ベルジュラック」で受賞。その他にも、トリュフォー監督の激しい愛の物語「隣の女」(81)、アラン・レネ監督の「アメリカの伯父さん」(8 )、モントリオール国際映画祭で男優賞に輝いたアンジェイ・ワイダ監督の歴史劇「ダントン」(83)、大河ドラマ「愛と宿命の泉」(86)等でも見事な演技を見せ、押しも押されぬ国民的俳優となった。「シラノ・ド・ベルジュラック」の名演ではカンヌ国際映画祭で男優賞を受賞したばかりでなく、アカデミー賞にもノミネートされ、ハリウッドに進出。ピーター・ウィアー監督の「グリーン・カード」(9 )でゴールデン・グローブ賞を受賞した。そして、才能と努力で演劇界の頂点に登りつめた彼は96年、フランス最高の栄誉の称号レジオン・ドヌール勲章を授与。何役もこなしたTVミニシリーズ「モンテ・クリスト伯」(98)と「レ・ミゼラブル」( )、マッチョな隠れゲイをコミカルに演じた「メルシィ!人生」( )、「宮廷料理人ヴァテール」( )、「ヴィドック」( 1)、ヨーロッパの子供達が愛するアニメキャラ、赤毛で肥満のケルト人オベリクスを演じた「Ast?rix et Ob?lix contre C?sar」(99)と「ミッション:クレオパトラ」( 2)等、クドいほどの存在感で怪演を続けている。フランシス・ヴェベール監督のコメディ「ルビー&カンタン」( 3)ではジャン・レノと共演で、能天気なおしゃべり男役で笑いを誘った。 年には心臓のバイパス手術を受けたが、精力的な活動は一向に止まず、 4年も、アラン・シャバ監督のコメディ「RRRrrrr!!!」、アクション・コメディ「San Antonio」、ロマンス「Nouvelle France」、[%ダニエル・オートゥイユ%]との名優コンビ共演「あるいは裏切りという名の犬」、[%カトリーヌ・ドヌーヴ%]と共演しているアンドレ・テシネ監督の新作ロマンス「Les Temps qui changent」と、5作が公開された。私生活では、女優エリザベート・ギニョと7 年に結婚し、後に俳優になったギヨームとエリザベートが生まれたが96年に離婚。その間には現ヴァンサン・ペレーズ夫人のカリーヌ・シラと娘をもうけている。97年からは「美しすぎて」で共演した美女中の美女[%キャロル・ブーケ%]がパートナーだったが破局。個性的な二枚目俳優で、バイク事故が原因で足を切断してしまった息子ギヨームはトラブル続きで、互いへの不信をあらわにし、現在は断絶状態にあるようだ。
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「ジェラール・ドパルデュー」に関するFAQ
Q.ジェラール・ドパルデューの生年月日は?
A.1948/12/27
Q.ジェラール・ドパルデューの出身地は?
A.フランス/アンドル
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