放送映画批評家協会賞開催!『オッペンハイマー』が8部門獲得
第29回放送映画批評家協会賞(クリティックス・チョイス・アワード)が現地時間1月14日に米カリフォルニア州サンタモニカのバーカー・ハンガーで開催された。映画部門で最多受賞となったのは、クリストファー・ノーラン監督の『オッペンハイマー』で8部門の栄誉に輝いた。
【写真】第81回GG賞最多5部門受賞! 映画『オッペンハイマー』、クリストファー・ノーラン監督のメイキングカット
放送映画批評家協会賞はアカデミー賞の前哨戦としても注目を集めるが、今年は、原爆の父と呼ばれる物理学者ロバート・オッペンハイマーを題材にした歴史映画『オッペンハイマー』が作品賞と監督賞、ロバート・ダウニー・Jrの助演男優賞などを獲得。『バービー』が6部門で続いた。
映画部門では、ライアン・ゴズリングが歌った「I’m Just Ken」が歌曲賞を受賞、また『The Holdovers(原題)』のポール・ジアマッティが主演男優賞を獲得するなど、番狂わせもあった。
テレビ部門ではドラマの部で『メディア王 〜華麗なる一族〜』、コメディの部で『一流シェフのファミリーレストラン』、リミテッドシリーズ/テレビ映画の部で『BEEF/ビーフ ~逆上~』が、それぞれ最多を記録した。エミー賞を前に、各シリーズが強さを見せた。
第29回放送映画批評家協会賞の主な受賞結果は以下の通り。
【映画部門】
●作品賞 『オッペンハイマー』
●主演男優賞 ポール・ジアマッティ『The Holdovers(原題)』
●主演女優賞 エマ・ストーン『哀れなるものたち』
●助演男優賞 ロバート・ダウニー・Jr『オッペンハイマー』
●助演女優賞 ダヴァイン・ジョイ・ランドルフ『The Holdovers(原題)』
●新人賞 ドミニク・セッサ『The Holdovers(原題)』
●アンサンブル演技賞 『オッペンハイマー』
●監督賞 クリストファー・ノーラン『オッペンハイマー』
【テレビ部門】
●作品賞(ドラマシリーズ) 『メディア王 〜華麗なる一族〜』
●主演男優賞(ドラマシリーズ) キーラン・カルキン『メディア王 〜華麗なる一族〜』
●主演女優賞(ドラマシリーズ) サラ・スヌーク『メディア王 〜華麗なる一族〜』
●助演男優賞(ドラマシリーズ) ビリー・クラダップ『ザ・モーニングショー』
●助演女優賞(ドラマシリーズ) エリザベス・デビッキ『ザ・クラウン」
●作品賞(コメディシリーズ) 『一流シェフのファミリーレストラン』
●主演男優賞(コメディシリーズ) ジェレミー・アレン・ホワイト『一流シェフのファミリーレストラン』
●主演女優賞(コメディシリーズ) アヨ・エデビリ『一流シェフのファミリーレストラン』●助演男優賞(コメディシリーズ) エボン・モス=バクラック『一流シェフのファミリーレストラン』
●助演女優賞(コメディシリーズ) メリル・ストリープ『マーダーズ・イン・ビルディング』
●作品賞(リミテッドシリーズ) 『BEEF/ビーフ ~逆上~』
●作品賞(テレビ映画) 『クイズ・レディー』
●主演男優賞(リミテッドシリーズ/テレビ映画) スティーヴン・ユァン『BEEF/ビーフ ~逆上~』
●主演女優賞(リミテッドシリーズ/テレビ映画) アリ・ウォン『BEEF/ビーフ ~逆上~』
●助演男優賞(リミテッドシリーズ/テレビ映画) ジョナサン・ベイリー『Fellow Travelers(原題)』
●助演女優賞(リミテッドシリーズ/テレビ映画) マリア・ベロ『BEEF/ビーフ ~逆上~』
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