『虎に翼』“はる”石田ゆり子の陰で“花江”森田望智が涙 理由にネット共感「一緒に泣いてる」
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伊藤沙莉が主演を務める連続テレビ小説『虎に翼』(NHK総合/毎週月曜〜土曜8時ほか)の第3週「女は三界に家なし?」(第15回)が19日に放送され、寅子(伊藤)の親友で義姉の花江が突然、涙を流しその理由を打ち明けると、ネット上には「孤独だったんだ…」「一緒に泣いてる」といった反響が集まった。
【写真】『虎に翼』第15回場面カット 寅子(伊藤沙莉)たちは女子部法科を卒業
法廷劇で演じた「毒まんじゅう事件」の真相を調べるため、寅子や女子部の面々は、はる(石田ゆり子)や花江の力を借りてまんじゅうを作ってみる。すると涼子(桜井ユキ)が急に謝罪したいと切り出す。涼子が事件を調べたところ、学長(久保酎吉)が元の事件を脚色し、かわいそうな女性を女性たちが弁護しているように見えるよう改変していたという。
事実を知り憤慨するよね(土居志央梨)は、事件が改変されていたのなら真相を調べても意味がないと帰り支度を始めて「無駄な時間を過ごしただけ」と出ていこうとする。
寅子が「それは…」と反論しようとすると、はるが「それは違います」と話し始める。はるはまんじゅう作りをして事件について改めて考えたからこそ、法廷劇の真相にたどり着けたと訴える。しかし寅子は話をするはるの背後で、花江が涙を流していることに気付き驚く。
ふと我に返った花江は「ごめんなさい違うんです」と取りつくろいながらも、寅子や女子部の面々について「皆さんの話を聞いてると“あ、私はこの輪に入れない”って思うの」と告げる。そして「私は皆さんの言う“戦わない女”側なんだなって。それがつらくて…」と涙を拭う。さらに花江は、寅子が女子部の面々に対して、親友であるはずの自分を“兄の嫁”と紹介したことの寂しさや、はるが褒めてくれないことへの不満を打ち明ける。
花江の涙とその理由について描かれると、ネット上には「花江ちゃん…孤独だったんだ…」「一番登場人物のなかで共感できた人かも…」「正直に言えて良かった」などの声や「花江ちゃんの涙にもらい泣き」「つられて泣いてしまった」「花江ちゃんと一緒に泣いてる」といったコメントも相次いでいた。