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セリーヌ・ディオン、闘病中の難病スティッフパーソン症候群について自ら語る

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セリーヌ・ディオン、闘病中の難病スティッフパーソン症候群について語る
セリーヌ・ディオン、闘病中の難病スティッフパーソン症候群について語る(C)AFLO

 2022年に難病のスティッフパーソン症候群と診断されたことを公表したセリーヌ・ディオン。仏版VOGUEのインタビューで闘病について語り、コンサート活動への復帰の可能性についても明かした。

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 セリーヌは、「私は元気ですが、毎日沢山のトレーニングをしています」と同誌にコメント。「病気を打ち負かしてはいません。今も体内にあるし、これからもそうでしょう。ミラクルが起きて、研究が進み、治癒法が分かればと期待していますが、現時点では共に生きていかなくてはいけません。スティッフパーソン症候群とともに生きる。これが今の私です」と語った。

 Web MDによると、スティッフパーソン症候群は神経と自己免疫に障害を来す病気で、筋肉の硬直や痙攣がおき、身体の一部からいずれ全身にその影響が及び、歩行や動作に困難が生じるという。

 「週に5日、運動と身体的セラピー、ボーカルセラピーを受けています。つま先や膝、ふくらはぎ、指、歌唱や声のトレーニングをしています。今は一緒に生きていくことを学び、自分に問いかけることを止める必要があります。最初は自分に対し、何故私? どうして起きたの? 何か悪いことをした? 私のせい? と問いかけていました」

 しかし、この病気になった理由については答えを得られず、代わりに2つの選択肢があることに気が付いたそうだ。セリーヌは「アスリートのようにハードなトレーニングを行うか、それともすべてを諦め、家で自分の音楽を聴いたり、鏡の前で自分に向かって歌うか、の2択です。私は身体と魂を鍛える方を選択しました。頭の先から爪の先まで、医療チームと一緒にトレーニングしています。出来る限りベストな状態でいたい。エッフェル塔を再び見に行くのが目標です」と語った。

 病気の公表以来、表舞台から離れていたセリーヌだが、今年2月に開催されたグラミー賞授賞式にサプライズで登場し、テイラー・スウィフトにトロフィーを手渡した。ステージやツアーに戻る可能性を聞かれると、「それには答えられません…」とコメント。「この4年間ずっと、戻らない、いや、準備はできた、準備はできていないと、自分に対して言うことを変えてきました。現状確かなのは、『はい、4か月後に戻ります』とは言えないことです。どうでしょう…身体が教えてくれます」と明かした。

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