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村上春樹原作のアニメ映画『めくらやなぎと眠る女』、日本語版上映決定! 磯村勇斗、玄理らがキャスト陣に

アニメ

映画『めくらやなぎと眠る女』日本語版キャスト陣
映画『めくらやなぎと眠る女』日本語版キャスト陣(C)2022 Cinema Defacto ‐ Miyu Prodcutions ‐ Doghouse Films ‐ 9402‐9238 Quebec inc. (micro_scope ‐ Prodcutions l’unite centrale)‐ An Origianl Pictures ‐ Studio Ma ‐ Arte France Cinema ‐ Auvergne‐Rhone‐Alpes Cinema

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村上春樹

磯村勇斗

玄理

塚本晋也

古舘寛治

木竜麻生

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岩瀬亮

内田慈

戸井勝海

平田満

柄本明

深田晃司

 村上春樹の作品を初めてアニメ映画化したピエール・フォルデス監督作『めくらやなぎと眠る女』が、英語版に加え、日本語版でも上映されることが決定した。フォルデス監督が生み出した“ライブ・アニメーション”の手法を踏襲しながら、深田晃司監督が日本語版演出を担当し、磯村勇斗、玄理、塚本晋也らが声優を務める。

【写真】磯村勇斗ら、リアルな演技を重視したそうそうたる俳優陣をキャスティング! 『めくらやなぎと眠る女』日本語版キャスト陣

 本作は、音楽家でアニメーション作家のピエール・フォルデスが、村上春樹の6つの短編(「かえるくん、東京を救う」「バースデイ・ガール」「かいつぶり」「ねじまき鳥と火曜日の女たち」「UFOが釧路に降りる」「めくらやなぎと、眠る女」)を翻案した長編アニメーション。村上作品がアニメーション映画化されるのは本作が初となる。

 大地震によって、人生に行き詰まっていることすら気づいていなかった人々が、自己のなかの真実に気づき、目覚めていく。あるものはかけがえのない出会いを、あるものは決定的な別離を体験する。フォルデス監督が「言葉にならないほど繊細で、想像を超えるほど奥深い感情、そんな感情を掻き立てる小説を使わないことなど考えられなかった」と語る6つの短編を再構成した本作には、それぞれの短編のもつ美しさやリズムが失われることなく一つの流れの中で生きている。

 フォルデス監督が「ミステリアスなものが絶え間なく問いを生み出すような雰囲気を目指した」と語るイメージのなかに、実際の俳優の動きを撮影してアニメーションの動きに取り込む“ライブ・アニメーション“とよぶオリジナルの手法でリアリティを植え付けることにより、唯一無二の世界観が生みだされた。

 日本語版では原作の世界観にふさわしいリアルな演技を重視し、キャスティングが行われた。ストーリーを牽引する小村に磯村勇斗、突然失踪してしまう小村の妻を玄理、小村の同僚で東京を救うべく“かえるくん”とタッグを組む片桐に塚本晋也、村上春樹ファンからの人気も高いキャラクター“かえるくん”に古舘寛治ら実力派の俳優を起用。さらに木竜麻生、川島鈴遥、梅谷祐成、岩瀬亮、内田慈、戸井勝海、平田満、柄本明とそうそうたる面々が集結し、映画監督の深田晃司が演出を担当するという夢のコラボレーションとなった。

 当初から日本語での制作を夢見ていたフォルデス監督。東京を舞台にしたオリジナル(英語)版に、日本キャストたちが新しいリアリティを吹き込んだことで、オリジナルとも異なる感触を持った“日本語版”が生まれた。

 小村役の磯村は、「アフレコの現場では、映像現場のように声を収録し、ピエール・フォルデス監督と深田晃司監督の演出のもと、細かい表現まで話し合いながら、丁寧にアニメーションへと息吹きを注ぎました。不思議な魅力ある世界での壮大な旅は、きっと皆さんの心の中で何かが蠢く気がしています」と自信をのぞかせる。

 キョウコ役の玄理は、「バラバラの6つの短編の繋ぎ目はどこなんでしょうか、巧妙に縫い込まれた小村とキョウコとかえるくんの世界に引き込まれて見終わった後もずっとこの時間の中に漂っていたくなる、そんな作品です」と作品の魅力を語る。

 アニメ映画『めくらやなぎと眠る女』は、7月26日より全国公開。

 日本語版キャスト、演出・深田晃司のコメント全文は以下の通り。

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<コメント全文>

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