『下剋上球児』中沢元紀&小林虎之介、新ドラマ『ひだまりが聴こえる』でW主演 7月スタート
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■中沢元紀(杉原航平役)
この度、小林虎之介くんとW主演を務めさせていただきます。僕の演じる杉原航平は、途中で耳が聞こえづらくなる病気を患った難しい役どころです。今まで経験のない役を演じる事に不安もありますが、前作で切磋琢磨しあった虎之介くん演じる太⼀との掛け合いや現場で生まれてくるものを大切にしながら、誠心誠意演じさせていただきます。1人でも多くの方にこの作品を観ていただき、何か感じていただけたらとても嬉しいです。
■小林虎之介(佐川太⼀役)
太⼀はとにかく子犬のような男の子で、パワフルな一面もあれば繊細な一面もあって。演じるのがとても楽しみです。また、作品に入るにあたって難聴者に取材をする機会も多くいただきました。難聴である航平役を演じる中沢君にも注目してもらいたいです。今回ドラマを作るチームが比較的若いので、ベテランのスタッフさんやキャストの方々に支えてもらいながら、勢いのある面白いドラマを作りたいと思います。楽しみにしていて下さい。
■文乃ゆき(原作)
ひだまりは10年前から連載を続けている作品で⼀度映像化もして頂いているので、ここにきてドラマ化のお話を頂けるのは大変光栄に思います。制作陣の方々や主演キャストのお2人に作品についてお話する機会を頂き、原作を大事にしてくださろうとする皆さんの温かさに触れてとても嬉しかったです。
原作は聴覚障がいを題材にした作品で登場⼈物にもそれぞれの苦悩や抱えているものがありますが、漫画では難しい、映像ならではの表現で観る人の気持ちに寄り添うような優しいドラマになればいいなと思っています。
■加瀬未奈(プロデューサー/テレビ東京 配信ビジネス局)
聴覚障がいを題材にした作品はろう者を主人公にした作品が多く、私の周りには難聴者もいるのに…と、そのギャップに疑問を抱いていました。そんな中で文乃先生の原作本に出会い、今回のドラマ化を企画しました。難聴者への取材の機会をいただいた中で、「理解してもらえないことの方がつらい」という原作にも登場する話を伺うことが多々ありました。
聴こえる人と聴こえない人、そして聴こえにくい人がいるということが、ほんの少しでも多くの方に広まる作品になってほしいと思い、制作に努めております。魅力溢れるキャスト陣や優秀なスタッフとともに、原作のもつ心温まる世界観をしっかり届けられるよう頑張りますので、是非ご期待ください!
■藤田絵里花(プロデューサー/テレビ東京 ドラマ室)
今回、大切な原作をお預かりするにあたり、文乃先生に直接お会いする機会をいただきまして、先生の作品に対する思いやキャラクターに対する愛情を改めて感じ、しっかりと向き合ってこのドラマの制作に臨みたいと思いました。
また主演のお2人とは、取材を重ねる中でクランクイン前から何度もお会いする機会がありました。熱心に役作りの為の勉強に取り組む姿と、ありのままの素朴さがとても魅力的な2人だからこそ、人の体温をしっかりと感じられるような地続きの世界にいる存在としての航平と太⼀になってくれるのではないかなと、今からとても楽しみです。そんな2人の心の機微をじっくりと捉えた、深く愛されるような作品にできればと思いますので、是非ご期待ください。