オリヴィア・クック『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』でカットされた野獣のようなセックスシーンについて語る
ドラマ『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』で王妃アリセント・ハイタワーを演じるオリヴィア・クック。今月から配信がスタートしたシーズン2では、野獣のようなセックスシーンを撮影したものの、カットされてしまったと嘆いた。
【写真】すでに不穏 『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン シーズン2』場面写真
オリヴィアはElleのインタビューで、「肉体的で」「動物的な」セックスシーンがあったと告白。「すごくドロドロしていて、美しくなく、演じていて楽しかった」そうだが、「これ以上キャラクターについて深堀することはない」というショーランナーのライアン・コンダルの意向で、カットされてしまったそうだ。
とはいえシーズン2の1話目には、アリセントとファビアン・フランケル演じるサー・クリストン・コールのセクシーなシーンが登場する。オリヴィアはこのシーンが残されたことについてこう語る。「もっとあると思っていたんです。だから、私のシーンが使われて、アリセントが悦びを得る様子を見せることが出来て、ほっとしました。素晴らしいシーンだし、無駄だとは思わない。これぞ、物語を伝えるということだと感じました」。
カットしたライアンの判断には、同意できないというオリヴィアだが、それでも納得しているそうだ。「仕方ない。彼の番組だもの」と明かしている。
本シリーズは、世界中で社会現象を巻き起こしたドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』の前日譚。オリジナルシリーズでは、セックスシーンの過激さや暴力性がしばしば批判を集めたが、『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』でも、性行為が表現される機会は多い。しかし、こと性暴力に関しては、直接的な表現をしないなど配慮がみられる。