桜田ひより主演『この夏の星を見る』、水沢林太郎、黒川想矢、中野有紗、早瀬憩ら期待の若手俳優12名が出演決定
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■秋谷郁甫
2020年の夏、僕は高校2年生でした。僕が通っていた高校の文化祭は毎年10月に開催していたのですが、何とか開催に向けて文化祭委員会のみんなとオンライン等を活用しながら、奮闘していた記憶があります。諦めるという言葉は生徒、先生共にありませんでした。
この映画に出てくる登場人物たちの“この”星を見るべく様々に奮闘していく姿は、皆さんにも共感してもらえるものになっているのではないかと思います。公開までもうしばらくの間、楽しみにお待ちいただければ幸いです。
■増井湖々
2020年、中学2年生だった私は「コロナの夏」を経験しました。友達と会えず、オンライン授業の毎日。マスクをして過ごすのが当たり前になり、テレビでは連日、コロナの感染者数が公表される殺伐とした日々。いつまでこの生活が続くのかという不安と孤独。でも、その中で気付かされたこともありました。当たり前の日常がどれほどありがたいものだったのか、深く考えさせられた特別な夏でした。
■安達木乃
いつまで自粛生活が続くのかと不安が募りつつも何とか夏を楽しみたいと、家で流しそうめんをしたり、ピザやチュロスを作ってベランダでピクニックをしたりしていました。また、一日中家で配信されている映画やドラマを観たりと、このお仕事を始める前の私にとっては夢の世界に飛び込むための助走期間だったのかもしれません。日常が日常でなくなってしまったからこそ、普段なら見過ごしてしまうような小さな幸せにも温もりを感じられた夏でした。
今作を観て、あの頃の小さな幸せや温もりを思い出していただけたら嬉しいです。
■蒼井旬
形だけの小学校の卒業式を終えて、中学に入学してからも終わりは見えず、コロナが全ての物事の前提になってきたのが2020年の夏頃だったと思います。
マスクが店頭から消え、給食は前を向いて食べて、友達の素顔を見て話せない。自分が生きていたあの時代に、俳優としてこの作品を通してリベンジできることは、凄く幸せなことです。
映画を観てくださった方のあの夏の思い出に、少し輝きを足せることができたら、凄く嬉しいです。