劇場版『名探偵コナン』シリーズ歴代興行収入ランキングTOP3 第1位はキッド・コナン・平次の三つ巴お宝争奪バトル

本日18日より、劇場版名探偵コナン第28作目『名探偵コナン 隻眼の残像』が公開。さらに、『金曜ロードショー』(日本テレビ系)では、21時から前作『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』も放送となる。
『隻眼の残像』では、毛利小五郎と長野県警の隻眼の警部・大和敢助がキーパーソンとなり、長野の雪山を舞台に巻き起こる過去と現在の事件が描かれる。そこで今回は、日本のアニメでも屈指の興行収入を誇る本シリーズの日本での興行収入トップ3を紹介していく。
【写真】『コナン』歴代興行収入トップ3を写真でチェック!
■第3位は興行収入97.8億円! 降谷零(安室透)ら“警察学校組”がキーマンに
(C)2022 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会
第3位は、劇場版第25作『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』(2022年4月15日公開)だった。
舞台はハロウィンシーズンで賑わう東京・渋谷。渋谷ヒカリエで執り行われていた高木刑事と佐藤刑事の結婚式に、突如暴漢が出現。佐藤刑事をなんとか守った高木刑事だったが、彼女の瞳には、3年前の連続爆破事件で想いを寄せていた松田刑事が殉職してしまった際に見えた死神のイメージが重なって見えていた。
時を同じくして3年前の連続爆破事件の犯人が脱獄。公安警察の降谷零(安室透)が、同期である松田刑事を葬った因縁の相手を追い詰めるが、そこに現れた謎の仮装の人物に、首輪爆弾をつけられてしまう。首輪爆弾解除のために安室が潜伏している地下シェルターを訪れたコナンは、3年前に今は亡き警察学校時代の同期メンバー達と正体不明の仮装爆弾犯「プラーミャ」と渋谷で遭遇した事件の話を聞く。やがて、捜査を進めるコナン達を狙う不穏な影が…。
本作のキーマンになるのは、公安警察の降谷零(安室透)。そして、彼と警察学校時代に同期だった松田陣平、萩原研二、伊達航、諸伏景光の通称「警察学校組」5人だ。彼らが昔関わった連続爆破事件を軸に物語が展開していく。
「警察学校組」の面々はファンからの人気も高く、2019年には彼らの活躍を描いた漫画『名探偵コナン 警察学校編 Wild Police Story』が連載開始。2021年よりアニメ化もされ、大きな話題を呼んだ。もちろん『ハロウィンの花嫁』自体の人気も高く、2022年10月にはハロウィンに合わせて期間限定のリバイバル上映もされた。