吉岡秀隆、本格社会派ミステリー『夜の道標』で主演 逃亡中の殺人犯を追う刑事に

吉岡秀隆が、『連続ドラマW 夜の道標 -ある容疑者を巡る記録-』に主演することが決定した。WOWOWにて9月に放送・配信スタートする。
【写真】『夜の道標』原作書影
本作は、1996年に起こった殺人事件の担当刑事・平良正太郎(吉岡)が、2年間逃亡する容疑者・阿久津の足取り、殺人の理由を捜査しながら事件の“真実”に迫っていく、本格社会派ミステリー。各登場人物のバラバラに思えた点と点が、“ある容疑者”を巡って繋がった時、思いもよらぬ“社会の闇”が浮き彫りとなっていく。
主人公の刑事・平良正太郎を演じるのは、『連続ドラマW トクソウ』以来、WOWOWドラマ11年ぶりの主演となる吉岡秀隆。吉岡演じる平良は、自身も家庭に問題を抱える窓際刑事。部下の大矢とともに捜査の行き詰った戸川殺人事件の捜査を担当することになり、事件の容疑者・阿久津弦が犯した殺人の動機について地道な捜査を続け、やがて一つの真実にたどり着く。
WOWOWのドラマ作品において、役を演じるというより、その人間を体現させてもらっている感覚があるとコメントで語る吉岡。真実をシビアに追い求める刑事ながら、奥底に温かみを持って事件に寄り添い続ける吉岡ならではの眼差しが、本作に強い印象を残し、視聴者を引き込むに違いない。
原作は、2012年『罪の余白』で第3回野性時代フロンティア文学賞を受賞しデビュー、吉川英治文学新人賞、山本周五郎賞、本屋大賞、直木賞など数々の文学賞にノミネートが続く芦沢央が作家生活10周年記念として手掛けた同名小説『夜の道標』(中公文庫)。『PICU』『バニラな毎日』の倉光泰子が脚本、『見えない目撃者』『重力ピエロ』の森淳一が共同脚本・監督を務める。音楽を担当するのは、イノセントで透明感のある歌声と声のレイヤーを重ねて構築する、独自の作曲スタイルで唯一無二の音世界を表現するアーティスト・Jun Futamata。
『連続ドラマW 夜の道標 -ある容疑者を巡る記録-』は、9月にWOWOWプライムにて放送、WOWOWオンデマンドにて配信。
※吉岡秀隆、森淳一監督、原作・芦沢央のコメント全文は以下の通り。
<コメント全文>
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