奈緒主演『塀の中の美容室』、夏帆、成海璃子、光石研、小林聡美ら実力派キャスト集結
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■夏帆(小松原奈津役)
松本さんとご一緒するのは3度目になりますが、いつもどしっと頼もしい監督、という印象があります。塀の中にいる妹への思いや、加害者家族がゆえに背負わなければならない現実、許すとはどういうことなのか、難しいシーンもたくさんありましたが、きっと松本監督についていけば大丈夫という思いで現場にいました。
奈緒さんと姉妹を演じさせていただくのは二度目になります。楽しみに現場に行きましたが、奈緒さんの、胸が締めつけられるような、忘れられないお芝居を間近で目撃することができて、それだけで胸がいっぱいになりました。ぜひ、最終話まで見届けていただけたら嬉しいです。
■成海璃子(加川美沙役)
とても良い脚本で、素敵な共演者の皆さんや信頼する松本監督とご一緒出来るということで、良い作品になるに違いないと思いました。撮影期間中は役と同様に悩みながら過ごしていました。難しいテーマですが本当に良い台詞がたくさんあり、とにかく大切に言おうと心がけました。撮影前に物語の舞台となった刑務所を訪問させていただいたことも、役を演じる上でとても良い経験になりました。
奈緒さんが撮影の合間に施術の練習をしている姿をずっと見ていて、主人公のひたむきさと重なり素晴らしい配役だなと思っていました。私にとって大切な作品がまた1つできました。皆さまにとってもそんな作品であったら、嬉しいです。是非ご覧ください。
■光石研(保坂一路役)
敬重するスタッフ、キャストの皆さんの御仲間に入れて頂き、本当に感謝でした!僕はそんなに多くの場面に出演していないのですが、父性観をもって演じられればと思っていました。
「人は罪を償えるのか」。僕も演じる上で考え続けていました。僕も保坂(役名)も答えは出ていません。視聴者の皆様と一緒に、オンエアを観て思考したいと思います。
■小林聡美(菅生冬子役)
奈緒さん、松本監督との作品に、また参加できることがとても嬉しく、撮影が始まる日が楽しみでした。不完全な生きものである私たちは、きっと誰もが大小にかかわらず何かしらの罪を抱えているはず。その罪をどう償っていくのか、また、償おうとする人を周りはどう受け入れてあげられるのか。刑務所の中の物語ですが、とても身近なテーマであると感じました。
現場の雰囲気もとても良く、奈緒さんをはじめ、とても魅力的なキャストのみなさん、信頼できる素晴らしいスタッフのみなさんの渾身の作品になったと思います。奈緒さんのハサミ裁きもお見事です。ご期待!