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『兄を持ち運べるサイズに』釜山国際映画祭出品決定! 主演・柴咲コウが参加へ

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映画『兄を持ち運べるサイズに』ティザービジュアル
映画『兄を持ち運べるサイズに』ティザービジュアル(C)2025 「兄を持ち運べるサイズに」製作委員会

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中野量太

 柴咲コウが主演する映画『兄を持ち運べるサイズに』が、9月17日~26日に韓国・釜山で開催される第30回釜山国際映画祭のOPEN CINEMA部門に正式出品されることが決定した。

【動画】ダメ兄の人生の後始末で集まった”家族”の、てんてこまいな4日間『兄を持ち運べるサイズに』特報

 本作は、作家・村井理子が実際に体験した数日間をまとめたノンフィクションエッセイ『兄の終い』をもとに、中野量太監督が脚本・監督を務め映画化。絶縁状態にあった実の兄の突然の訃報から始まる、家族のてんてこまいな4日間を描く。

 主演を務めるのは、マイペースで自分勝手な兄に幼いころから振り回されてきた主人公の理子役の柴咲コウ。共演に、家族を振り回す原因となる、映画史上稀に見るダメな兄ちゃんを演じるオダギリジョー、兄と一時は夫婦でありながらも、ある理由で離婚した元妻・加奈子を演じる満島ひかり、兄と加奈子の娘で両親離婚後は母と暮らす満里奈を演じる青山姫乃、2人のもう1人の子供で最後まで兄と暮らした息子・良一を演じる味元耀大。

 このたび、本作が9月17日~26日に韓国・釜山で開催される第30回釜山国際映画祭のOPEN CINEMA部門に正式出品されることが決定した。映画祭には、主演を務めた柴咲が参加する。

 1996年から始まり今年で30回目を迎えた釜山国際映画祭は、これまでも数々の日本映画が栄えある賞を受賞し、アジアを代表する映画の祭典として毎年注目を集めている。昨年は、『Cloud クラウド』(黒沢清監督)、『ナミビアの砂漠』(山中瑶子監督)、『ぼくのお日さま』(奥山大史監督)などの話題作が上映された。

 本作は、釜山国際映画祭の代表的な部門の一つで、人気・芸術性に富んだ新作や国際的に評価された作品が選出されるOPEN CINEMA部門に選出された。本部門は、メイン会場である釜山シネマセンターの野外スクリーンで上映される。

 釜山国際映画祭選出の一報に、中野量太監督は「映画『兄を持ち運べるサイズに』は、明日、誰の家族にも起こり得る話です。世界中の家族に、観て感じて考えて、最後は優しい気持ちになって欲しい。そんな思いを込めて作り上げました。韓国の観客の皆さんの反応がとても楽しみです」と喜びを語っている。また柴咲は「映画『兄を持ち運べるサイズに』が釜山国際映画祭で上映されるということでとても楽しみにしています。この映画が国を越えて皆さんの心の拠り所になれば嬉しいです」とコメントを寄せている。

 第30回釜山国際映画祭は、開会式を俳優イ・ビョンホン、閉会式を俳優スヒョン(クローディア・キム)が司会する。“家族”を描き続けた中野監督の最新作が、海外でどのように受け止められるのか、期待が高まる。

 映画『兄を持ち運べるサイズに』は、11月28日より全国公開。

※中野量太のコメント全文は以下の通り。

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<コメント全文>

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