井川遥、堺雅人は「優秀な生徒さんみたいな感じ」 撮影中に2人で体操
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俳優の堺雅人と女優の井川遥が29日、都内で行われた映画『平場の月』完成披露試写会に、共演の坂元愛登、一色香澄、中村ゆり、吉瀬美智子、椿鬼奴、大森南朋、土井裕泰監督と共に出席。撮影中に2人で体操をしていたことを明かした。
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第32回山本周五郎賞を受賞した朝倉かすみの同名小説を映画化する本作は、リアルで切ない35年越しの初恋ラブストーリー。主人公の青砥健将役に8年ぶりの映画主演となる堺、青砥が中学時代に思いを寄せていた須藤葉子役に井川遥。また、2人の中学生時代を坂元と一色が演じる。
完成した作品を見た感想を堺は「感想は、僕以外よかった! 自分は冷静に見れないから(笑)」と告白。「この2人は特にいいから!」と坂元と一色を絶賛し「本当に若いっていいな、って思いました」としみじみ語った。
堺と2人きりの撮影が多かったという井川は「ロケから始まって本当に寒くて。2人で体操したり」と回顧。堺は「すごい寒かったんですけど、井川さんがいろんな体操を教えてくれるんですよ。それが延々続くんですよ。『肩甲骨を動かしましょう』『足もつけてみましょう』って、バリエーションが無限にあって」と振り返り、井川は「優秀な生徒さんみたいな感じで。堺さん数日空くと、『見て。こんなに上がるようになった』って」と笑った。堺は「足がね! 上がるようになったんですよ!」と興奮気味に明かした。
井川は「私たち世代の作品なので、体をお互い労り合いながら」とニッコリ。続けて「『私たちの世代の作品ってなかなかないよね』って。特に女性だと母親役とかが多かったんですけど、ひとりの女性として恋をするというところで。本当に堺さんと心通わせて、本当に良い時間を過ごさせていただきました」とかみしめた。
井川演じる須藤の妹役を演じた中村は、堺と井川について「本当にお二方とも細かいことに気づいてくださって。すっごい褒めてくださるんです。勘違いしてきちゃうくらいに。本当に優しく褒めてくださって。そういうところは私も見習わなければいけないと学ばせていただきました」と回想。井川は「本当に姉妹ってこんな感じだよね、っていう感じで」とほほ笑んでいた。
映画『平場の月』は、11月14日より全国公開。

