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岸谷五朗が小劇場での演劇プロジェクトを立ち上げ! 旗揚げ公演『ジャコメッティのように』上演決定

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岸谷五朗

渡部豪太

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■作・演出・出演:岸谷五朗

20代、我武者羅に演劇にTRYしていた10年間。そこには小劇場があった。しかし、今思えば、その小劇場演劇活動は、一人でも多くのお客様に観劇してもらう為、大劇場への「足掛かり」、「ステップ」だったことは間違いない。現に、100席ほどの六本木アトリエフォンテーヌで上演した作品は十数年の時を経て、1000席を超える日生劇場で再演を果たしている。貴重な小劇場の「時」があったからこそ、主宰する「地球ゴージャス」は常に新たな大劇場への常連へと進化できた。

今想う、小劇場への感謝の気持ち。どこか心の片隅に、「蔑ろ」にしてしまった小劇場への「後ろめたさ」みたいなものがずっと存在し、じっくり対峙し、向き合ってこられなかった、大切にできなかった、急速に進んでしまったあの時代への「悔しさ」のような想いが募っていた。私を育ててくれた最高の空間で、「足掛かり」や「ステップ」ではなく、小劇場空間でしかありえない芸術創造をじっくり腰を据え、吟味し構築していく。

演劇生活40年を超えた今だからこそ生み出せると信じて、あえて小劇場に「TRY」したい! 近年、日本でも優れた小劇場作品が生まれ、海外でも評価されている。新たな小劇場ブームの到来! 観客に小劇場演劇の素晴らしさを届け、自らも新たな演劇創造にまみれたい! そんな挑戦、チャレンジこそが“PRIME VINsTAGE”なのである! 今こそ、小劇場が「熱い」!

■渡部豪太

三年前に岸谷さんと舞台でご一緒させて頂いた時に感じたのは、周りを包み込む温かさと芝居に対するストイックな愛でした。今回脚本を読ませて頂いて、やはり岸谷さんは太陽のようだと思いました。戯曲が圧倒的に温かいのです。そして膨大なセリフ量…、ストイック! 新たなプロジェクトの第一弾に、「豪太に」と言って頂けたのは本当に嬉しいです。

役者のまばたきする音すら聞こえてくるような小劇場という空間は小細工が一切通用しない。私にとっても大きな挑戦です。また芸術家ジャコメッティという人は芸術の核心に近づこうとした人物。演劇に真摯に取り組む先輩岸谷さんの背中を見ながら、私もこの作品にまっすぐ向き合い演劇の深淵に近づきたいと思っています。

■純名里沙

宝塚歌劇団を退団してまだ2〜3年のころ、岸谷五朗さん、寺脇康文さん率いる地球ゴージャスの公演に2年続けて出演させていただきました。

この度、光栄にも久しぶりにお声がけいただき、1作目はヒロイン、2作目は全く違う役柄を当て書きくださった岸谷さんの懐の深さに想いを馳せる中、一生懸命に汗を流した稽古場や、ピンと張り詰めた本番の切ないほどの感動が、すぐにまざまざと蘇ってまいりました。

今、岸谷さんの小劇場に懸ける純粋な想いを伺いながら、その熱量のもとで再びお稽古ができる幸せに打ち震えています。並々ならぬ覚悟を持たれての“PRIME VINsTAGE”旗揚げ公演。その一員として選んでいただけたことに心から感謝申し上げます。岸谷さんの厳しくも温かい演出によって、今の私がどんな表情をお見せできるのか。岸谷さん、渡部豪太さんと切磋琢磨できる日々が待ち遠しく、心底楽しみでなりません。緊張と弛緩が織りなす本番、息遣いすら聞こえる小劇場でお待ちしております!

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