竜星涼、『VIVANT』拷問シーンは“最高の記憶”「こういうのをやりたかった」
――第13話では、乃木から激しい尋問を受けました。堺さんとあのシーンを演じることが決まった時の思いを教えてください。
うれしかったです。劇中では「最悪の記憶」という言葉が出てきますが、僕、竜星涼にとっては“最高の記憶”になるようなシーンでした。「こういうのをやりたかったんだよな」と思いました。
若い頃に日曜劇場『半沢直樹』を見て、ものすごく気持ちが高ぶったんです。「こういう作品に出たい」「自分も役者をやっているのに、どうしてこの作品に出演していないんだろう」と思ったくらい。
第1シーズンで『半沢直樹』を見て憧れていた堺さんや演出陣と同じチームに入れたこと自体もうれしかったですが、第2シーズンでは、当時思い描いていた“堺さんと芝居でやり合う”という夢が、こういう形で叶いました。あの頃の自分に「頑張っていれば、いつかすごい機会が訪れるよ」と言いたいです。
――実際の撮影では、堺さんとどのようにシーンを作っていったのでしょうか?
尋問のシーンは丸一日かけて、長いやり取りを何度も何度も演じました。何回やったのか覚えていないくらいです(笑)。
堺さんに「『半沢直樹』を思い出した。楽しかったよ」と言っていただけて、すごくうれしかったです。そこまで本気でやり合える相手として向き合っていただけたことも、自分にとっては大きかったです。翌日は声がガラガラになりましたが(笑)、それも含めて本当に思い出深いシーンです。
堺さんは、どんなボールを投げても返してくださるんです。お互いにその瞬間の芝居を感じ取りながら投げて、返して、また投げる。そのやり取りにゾクゾクしました。「これだからお芝居って楽しいんだよな!」と、改めて思えた瞬間でした。
