映画『月がみている』予告編&ポスタービジュアル解禁 フランスの俳優ヴァンサン・ペレーズの出演決定
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渡辺淳一の小説『シャトウ ルージュ』を映画化した『月がみている』より、予告編とポスタービジュアルが解禁。また、フランス映画界の名優ヴァンサン・ペレーズの出演も決定した。
【動画】幻想的な映像の映画『月がみている』予告編
本作は、『失楽園』で知られる作家・渡辺淳一作品のなかでも、とりわけ議論を巻き起こした一編『シャトウ ルージュ』を原作に、映画プロデューサーとして長年活躍してきた娘の渡邉直子が、自ら監督を務め映画化。毎熊克哉と小島梨里杏がダブル主演、黒木瞳、西岡徳馬、吉田羊らが脇を固め、愛と性をめぐる男女のすれ違いと再生を描く。
解禁された予告編は、フランスの深い森と、その先にひっそりと佇む美しい古城を背景に、主人公・月子が何者かに誘拐される衝撃的なシーンから幕を開ける。監視カメラが設置された城の一室に閉じ込められた月子。その様子を別室から見つめる謎の男女。そして明らかになる、夫・克彦による偽装誘拐。妻との関係に悩みを募らせた克彦が月子に受けさせようとしていたのは、この城で施されるという“性のレッスン”だった。
しかし、月子が城で過ごすうち、物語は少しずつその姿を変えていく。それぞれの思いが交錯するなか、次第に明らかになる城の本当の姿とは──。閉ざされた城と、その外に広がる雄大な自然。そのコントラストが、揺れ動く登場人物たちの心を映し出すかのように、物語に独特の解放感と余韻をもたらす幻想的な映像となっている。
あわせて解禁されたポスタービジュアルでは、欲望を解放し、これまでとは異なる表情を見せる月子と、苦悩を抱えた克彦の対照的な姿が捉えられている。二人を隔てるのは、シャトウと呼ばれるフランスの古城。その主塔の傍らには、三日月が浮かんでいる。「愛していた。憎むほどに」という不穏なキャッチコピーとは裏腹に、淡い夕映えの光が二人を優しく包み込む、印象的なビジュアルに仕上がっている。
またこのたび、フランス映画界を代表する俳優ヴァンサン・ペレーズの出演も解禁となった。『インドシナ』『王妃マルゴ』など、90年代のフランス映画を彩った名作の数々で日本の映画ファンにも広く知られ、近年では『ボレロ 永遠の旋律』にも出演。
俳優のみならず、監督としても活躍しているペレーズが演じるのは、克彦が月子を預けるフランスの古城“シャトウ”で暮らす謎の男・Z。物語の鍵を握る存在として、スクリーンに唯一無二の存在感を放つ。
出演情報解禁に際し、ヴァンサン・ペレーズよりコメントも到着。「脚本の繊細さ、静寂や視線、言葉では必ずしも表現しきれないものに対して、 あらゆる要素に重要な余白を与えている点に、すぐに心を打たれました」と語り、「(渡邉監督は)深い敬意と自由な発想を持ちながら原作を自分なりに解釈し、独自の感性を吹き込んでいます。この親密で、どこか密やかな奥深さを持った側面に惹かれ、この映画に参加したいと強く思いました」と出演への思いを明かしている。
そして日本の観客に向けて「映画は完成した時点で終わるものではありません。それを見る人々の目と心の中で、生き続けるのです。『月がみている』が、上映後も長く皆様の心に寄り添い続けますように」とコメントを寄せた。
映画『月がみている』は11月20日より全国公開。
※ヴァンサン・ペレーズのコメント全文は以下の通り。
