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「私、別班なんです」珠城りょう、“廣瀬”として知ってもらえる喜びと成長 『VIVANT』インタビュー

ドラマ

■俳優・珠城りょうとして認められた手応え

――これだけ“別班”という言葉が広がった今、別班員を演じていることをどう感じていますか?

珠城:こんなに『VIVANT』や“別班”という言葉が広がっている中で、「私、別班なんです」って言えるのって、本当にすごいことだなって思います(笑)。これだけ人気のある作品の中で、自分が別班員の一人として存在している。その状況が、客観的に見てもすごいことだと感じています。

――「廣瀬」という役から珠城さんを知った方も増えたのでは?

 それが個人的にはすごくうれしいです。「元宝塚のトップスターだった珠城りょうが出ている」というところからではなく、「別班の廣瀬って誰が演じているんだろう」「珠城りょうがやっているらしい」「あの人って元宝塚の人だったの?」という広がり方をしている。

 宝塚でやってきたことは自分の大切な土台で、もちろん誇りもあります。でも、一人の俳優として勝負したいという気持ちは、退団した時からずっとありました。

 「元宝塚」という肩書きは、ずっとついてくると思うんです。でも、その肩書きだけでなく、自分自身を知ってもらいたい。退団して今年で 5 年、ようやく理想としていた形に近づいた気がします。「俳優・珠城りょう」として認めてもらえてきたのが、今はすごく幸せです。

――改めて、珠城さんが感じる『VIVANT』の魅力や、この作品らしさとは?

 まずはスケールの大きさです。「日本のテレビドラマでこれだけの作品を撮れるんだ」ということを世の中に打ち出したことが、ものすごいことだと思います。映像も美しくて「映画を見ているのかな」と思うくらいワクワクする作品です。

 一人の俳優として、これだけの俳優陣がそろう作品に参加できていることも幸せです。堺さんがよくおっしゃる「冒険」という言葉がありますけど、作品の中だけではなく、いろいろなことを冒険している。そのワクワク感が惹きつけるところなのかなと思います。

――残りの放送を楽しみにしている視聴者へ、メッセージをお願いします。

 まだまだ「えっ!?」という展開が待っています。人間模様が絡み合っていて、まだまだひもとけていないこともたくさんあります。
第 2 シーズンはモンゴルやタイ、アゼルバイジャンなど、さまざまな国の俳優さんやスタッフさんが力を込めて作っています。ぜひ、細部まで見ていただけたらと思います。

***

 元宝塚歌劇団月組トップスターという肩書きを背負いながらも、一人の俳優として模索を重ねてきた珠城。今、『VIVANT』をきっかけに、肩書きより先に“別班の廣瀬”として知ってもらえることを、何よりもうれしそうに語った。珠城は、本放送後に生放送・生配信される TBS ラジオ『VIVANT 悪役会議室』第 13 回にも出演。舞台裏や別班員たちについて語る生の声も聞くことができる。

 日曜劇場『VIVANT』第2シーズンはTBS系にて毎週日曜21時放送。

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