黒木メイサ、ハリウッド映画出演に意欲満々 来日したミラ・ジョヴォヴィッチも後押し

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歴史アクション大作『ポンペイ』のジャパン・プレミアに、黒木メイサとポール・W・S・アンダーソン監督(『バイオハザード』シリーズ)。そして本作に出演していないポールの妻ミラ・ジョヴォヴィッチが登壇した。
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会場となったTOHOシネマズ六本木ヒルズ前には、火山の大噴火により一夜にして消えたポンペイの歴史にちなみマグマを連想させる巨大なカーペットが出現。まず、日本を代表して夫妻を歓迎するために登場したのは黒木。続けて現れたポール監督とミラと一緒に報道陣のカメラに収まった。
カーペットイベント後の舞台挨拶では、本作には出演していないミラは最前列に。「今回、ミラは一緒に日本に行きたい!とカンヌ映画祭を早めに切り上げて私と合流してくれました。ミラありがとう!」とポール監督が語りかけると、客席のミラは「どういたしまして」と笑顔で返答し、相変わらずの親日家のおしどり夫婦ぶりを見せた。
ポンペイを映画の題材に選んだ理由について聞かれたポール監督は、「火山の大噴火によりローマ帝国の大都市がたった24時間で消滅し、1700年間忘れ去られてしまった。子供の頃から、いつか映画にしたいとずっと思っていました」と回答。
ところが、これを聞いたミラからは、「ポテトの話をしてよ!」というツッコミが。「噴火のシーンは非常にリアルで、専門家の方からもかつてないほど正確だと評価されましたが、実は脚本の第一稿の段階では『ヨーロッパでジャガイモが栽培されるようになったのはポンペイ大噴火の1500年後だから、主人公がジャガイモを食べているのは正確ではない』と指摘され、まるで学生時代に戻ったようにがっかりしてしまいました」と意外なエピソードを披露した。
花束を抱えて登壇した黒木メイサは、「3Dで見ましたが、本当にドキドキする迫力のある作品です。ポンペイの街並みがすごく綺麗で驚きました」と作品を絶賛。黒木の起用の可能性について聞かれたポール監督が、「美しい女性と一緒に仕事をするのが楽しみなのですが、銃は扱えますか?」と質問すると、「バッチリです!」と黒木。「採用決定ね。どうせポールは私の言うことを聞くから(笑)」と、ミラも太鼓判を押した。
『ポンペイ』は6月7日から全国ロードショー。