『ボーン』シリーズ、マット・デイモン&ポール・グリーングラスのコンビで復活か

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ロバート・ラドラム原作の人気スパイ・アクション「ジェイソン・ボーン・シリーズ」。その三部作の映画化で主演を務めた俳優マット・デイモンと監督を務めたポール・グリーングラスが、同シリーズで再びコンビを組む可能性が出てきた。
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Deadlineによると、マットとグリーングラス監督のコンビでの最新作の企画が進んでいるという。グリーングラス監督は2作目の『ボーン・スプレマシー』(05)と3作目の『ボーン・アルティメイタム』(07)でメガホンを取っている。
本作を配給する米ユニバーサル・ピクチャーズはタイトル未明のボーン・シリーズ映画の公開予定日として2016年7月16日を発表していたが、その日を本作の公開日にすべく積極的に製作を進めたがっているという話だ。マットとグリーングラス監督は最終合意に至っていないようだが、現在、契約をまとめている段階とのこと。
原作者のロバート・ラドラムの死後、ジェイソン・ボーン・シリーズは別の作家エリック・ヴァン・ラストベーダーに引き継がれ、『ボーン・レガシー』を始め2014年までに9作が追加発表された。グリーングラス監督とマットは映画版『ボーン・レガシー』(12)で再タッグを組む予定だったが、グリーングラス監督の降板に伴い、マットも出演を取り止め。映画版は原作と異なりジェイソン・ボーンが登場しない別の物語を展開させる形となった。
本国アメリカではスピンオフの位置付けになっているジェレミー・レナー主演の『ボーン・レガシー』は続編の製作が決まっており、ジェレミーが主人公アーロン・クロスを引き続き演じる予定。監督は『ワイルド・スピード』シリーズのジャスティン・リンと伝えられた。
『ボーン・アルティメイタム』後、2010年作品のアクション『グリーン・ゾーン』で再タッグを組んだマットとグリーングラス監督。新ジェイソン・ボーン・シリーズでも息の合った連携プレーを見せてくれるに違いない。