“U2”ラリー・マレン・ジュニア、映画俳優デビュー!いぶし銀のアウトロー役で熱演

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世界的ロックバンド“U2”のドラマーのラリー・マレン・ジュニアが念願の映画俳優デビューを果たした『マン・オン・ザ・トレイン』が、いよいよ10月11日より劇場公開される。名優ドナルド・サザーランドと互角に渡り合う余裕の風格…映画初主演とは思えぬラリーのいぶし銀のアウトロー役がかっこよすぎる!と早くも話題となっている。
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本作は、主演とともに製作にも携わっているラリーが、フランスの名匠パトリス・ルコントの傑作フィルムノワール『列車に乗った男』に惚れ込み、舞台をアメリカに移して完全リメイクした意欲作。『プライドと偏見』『鑑定士と顔のない依頼人』などで知られるドナルドを相手役に指名し、男の熱き友情と人生最後の旅路を見事なコンビネーションで演じ切る。
ある小さな田舎町。第一線を退いた老教師(ドナルド)と、銀行強盗を計画する元IRAの囚人(ラリー)が偶然出会い、いつしか二人の間に奇妙な友情が芽生え始める。これまで人生というレールを脱線することなく実直に生きてきた老教師は、信念を持って自由に生きるアウトローの姿に憧れを抱き、自分が果たせなかったもう一つの人生を重ね合わせる。
かたや、黙ってそこにいるだけで危険な色気が香り立つ筋金入りのアウトロー。かたや、人生に疲れ果てながらも、少年のように無邪気で純粋な心を持つ老教師。俳優デビュー作にして圧倒的な存在感を見せつけたラリーと、キャリア50年の名優ドナルドが奏でる魂の二重奏…そのオリジナル版をも超える味わい深い感動は、映画業界でも大きな反響を呼び、ラリーの俳優としての注目度も一気に上昇している。
12月には、早くもジュリエット・ビノシュとの共演となるラリー映画出演作『おやすみなさいを言いたくて』の日本公開が決定。 また、ラリーがドラムを務める“U2”5年ぶり、13枚目の新作アルバム『ソングス・オブ・イノセンス』が10月22日にリリースされる。フィジカル盤のジャケット写真では、18歳の息子を守るように抱きしめる姿がまたしてもかっこよすぎると評判のラリー。その勢いは、加速を増すばかりだ。
10月11日より劇場公開となる映画『マン・オン・ザ・トレイン』は10月15日iTunes Store限定でデジタル配信、10月22日にDVD発売も決定。