ファンタジー小説『シャドウハンター』、テレビドラマ化が進行中

米ベストセラー作家カサンドラ・クレアのYAファンタジー小説『シャドウハンター』シリーズ。2013年には小説シリーズの第1弾『シャドウハンター 骨の街』が映画化され、リリー・コリンズが主人公クラリーを演じた映画版『シャドウハンター』が製作されたが、今度はABC Familyにより、テレビドラマ版が製作されることが明らかになった。
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妖魔から人間を守る「シャドウハンター」の末裔の少女クラリーの活躍を描く『シャドウハンター』。昨年10月頃にテレビドラマ化が予定されていると伝えられたが、The Wrapによると、ABC Familyが13話構成のシーズン1の製作を決めたという。映画版を手掛けたドイツの製作会社コンスタンティン・フィルムが製作を担う。海外ドラマ『アンフォゲッタブル 完全記憶捜査』のエド・デクターが、ショーランナー兼製作総指揮を務めるそうだ。
初回放送日は未定だそうだが、5月よりカナダ・トロントで撮影が始まるとのことで、近いうちにキャストの発表があることに期待したい。
原作の小説は122週連続で米New York Times紙のベストセラーリスト入りし、世界累計3500万部を売り上げたが、映画版は6000万ドル(約72億円)の製作費に対し、世界興収が約9000万ドル(約108億円)という予想を大幅に下回る結果に終わったという。このため、小説シリーズ第2弾『シャドウハンター 灰の街』を映画化する続編計画は白紙になったと伝えられている。