『アクエリアス』BD化、ダリオ・アルジェントの愛弟子が放つ惨劇のステージ!

イタリアン・ホラーの鬼才ダリオ・アルジェント監督の愛弟子で、『デモンズ’95』『デモンズ3』でメガホンをとったミケーレ・ソアヴィ監督の劇場映画デビュー作『アクエリアス』が、初めてブルーレイ化されることがわかった。
【関連】貞子も真っ青!? 『リング』名シーンを先取りした『デモンズ』シリーズ初BD化
本作は、1987年のアボリアッツ・ファンタスティック映画祭で恐怖映画賞を受賞した珠玉のホラー。ドリルや斧、チェーンソーを駆使した殺人シーンに出口なきラビリンスに跋扈する殺人魔、恐怖に身を震わせながら戦いに挑むヒロインといった、イタリアン・ホラーの伝統を、ミケーレ監督が独自の美学で再生させた。
町外れの古い劇場で、ホラー・ミュージカルの最終リハーサルが続いていた。練習中に足を痛めた女優アリシア(バーバラ・クピスティ)は、演出家の目を盗み、女性スタッフと共に近隣の病院を訪ねる。しかし、そこには連続殺人に手を染めた狂気の男が幽閉されていた。アリシアたちの車に身を潜めて病院を脱出した彼は、フクロウの仮面を被り、ナイフを手に舞台へと踊り出る。出口を施錠され、巨大な密室と化した劇場は、血塗られた惨劇のステージへと変貌していく。
発売されるブルーレイは、HDリマスタリングによる国内初の1080pワイドスクリーン版。さらに特典映像は、監督や脚本家、主演女優などへのインタビューによるメイキング・ドキュメンタリーや俳優デヴィッド・ブランドンへのインタビューなど、DVDには未収録の映像もあり、非常に貴重な特典といえよう。
ブルーレイ『アクエリアス -HDリマスター特別版-』は、8月4日に発売。価格は4800円(税抜)。