ジョニー・デップ、愛犬の“密輸”で刑務所行きか罰金の可能性

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5月中旬に俳優のジョニー・デップと妻のアンバー・ハードが、オーストラリアに愛犬2匹を申請せずに連れ込んだ事実が発覚した件で、オーストラリア当局がジョニーを犬の“密輸”で刑事処分に問う可能性があるという。
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『パイレーツ・オブ・カリビアン』新作の撮影のため、オーストラリアに入国したジョニー。同国では検閲法が徹底しているが、4月の入国時に愛犬ヨークシャテリアの“ピストル”と“ブー”の申請を行わなかったと問題になった。
犬をアメリカに帰さなければ安楽死させることになるとの通告を受けたジョニーが、犬をアメリカに戻したことで一件落着したかのように思えたが、豪ニュースサイトnews.com.auによると、ジョニーが本件で起訴され有罪になれば、最高で懲役10年か罰金34万豪ドル(約3200万円)を課せられる可能性があるという。
犬の入国経路は不明だが、ジョニーたちを乗せたプライベート機は着陸後、当局の担当者によって検査を受けており、その時に犬の姿が確認されなかったことから、故意に隠していたのではないかという疑いが浮上しているそうだ。犬の存在は2匹がトリマーに連れて行かれたことで明らかになった。
本件については当局が捜査を継続中とのことだが、ジョニーとアンバーは現地時間24日、再びオーストラリアを出国したという。2人はジョニーの娘リリー・ローズの誕生日を祝うためにロサンゼルスに向かったと見られているが、愛犬の問題は今しばらく続きそうだ。