『13日の金曜日』殺人鬼ジェイソンの母役、ベッツィ・パルマー死去

人気ホラー映画『13日の金曜日』シリーズ1作目に登場したジェイソンの母パメラ・ボーヒーズ役で知られているベッツィ・パルマー(88)が亡くなった。先月29日にベッツィがコネチカット州で老衰で死去したとベッツィのマネージャーが公表した。
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ベッツィは60年にも及ぶ女優としてのキャリアの中で、1980年に公開された『13日の金曜日』で殺人鬼ジェイソンの母パメラ・ボーヒーズ役で鬼気迫る強烈な演技を披露し、『13日の金曜日PART2』にも出演。
実は『13日の金曜日』の出演は、車を買うために仕方なくパメラ役を引き受けたというベッツィだが、最終的には同映画シリーズのコンベンションやTVドキュメンタリーにも積極的に参加していた。
そのほかに、『刑事コロンボ』『白バイ野郎ジョン&パンチ』『ジェシカおばさんの事件簿』などTVドラマでも活躍したベッツィは、『サボテンの花』『Same Time,Next Year(原題)』などのブロードウェイミュージカルの舞台にも出演。
私生活では、1954年から1971年にかけてヴィンセント・J・メレンディーノと結婚しており、娘メリッサ・メレンディーノがいる。