C・ブランシェット&R・マーラ共演、女性同士の愛を描いた『CAROL』予告解禁

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互いに想い合う2人の女性を描いた映画『CAROL(原題)』の予告編が公開された。映画の舞台は1950年代のニューヨーク。不幸せな結婚生活を送る人妻と、若い百貨店店員の女性が恋に落ちる。既婚女性をケイト・ブランシェットが、店員の女性をルーニー・マーラが演じる。監督はトッド・ヘインズが務める。
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予告編では、冒頭で2人が互いに名前を告げ合う場面以外、同時代のヒット曲『My Foolish Heart』が流れ、2人が想いを募らせていく場面が映し出されている。
原作は作家パトリシア・ハイスミスの大ヒット小説『The Price of Salt(原題)』。映画のレビューは軒並み好評を博しており、ガーディアン紙からは「素晴らしく知的」と評されている。
同映画は10月14日にはロンドン映画祭で特別試写が行なわれ、ヘインズ、ブランシェット、マーラも出席予定だ。その後米国では11月20日に劇場公開される。
ヘインズはボブ・ディランの半生を描いた『アイム・ノット・ゼア』を手がけ、ディラン役の1人としてブランシェットを起用している。また『エデンより彼方に』等の作品で知られる。