ニコール・キッドマン出演『ライラの冒険』、英BBCがテレビドラマ化

2007年にダコタ・ブルー・リチャーズをヒロインに据え、ニコール・キッドマンやダニエル・クレイグなどが出演した映画『ライラの冒険 黄金の羅針盤』(08)。フィリップ・プルマンの原作は三部作のファンタジーシリーズとなるが、英BBC Oneにてドラマシリーズ企画が進んでいるという。
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Deadlineによると、映画版を手がけた米ニュー・ライン・シネマが、海外ドラマ『ダ・ヴィンチと禁断の謎』のジェーン・トランター、海外ドラマ『アンデッド』のジュリー・ガードナー率いる製作会社バッド・ウルフとともに製作に乗り出すという。
原作『ライラの冒険』シリーズはパラレルワールドを旅する孤児の少女ライラの冒険を描く。失踪した子供達の行方を追いライラが北極へと旅立つ第1部、映画化された『黄金の羅針盤』のほか、第2部『神秘の短剣』、第3部『琥珀の望遠鏡』で構成される。
ドラマシリーズではトランターやガードナーとともに、プルマンが製作総指揮に名を連ねる。ドラマ化にあたり、プルマンは「この物語が異なる形式で様々な媒体を通じて描かれていくのが常々、私に喜びを与えてくれていました。ラジオドラマ、舞台、映画、オーディオブック、グラフィックノベルと化し、今度はテレビドラマになります」と声明の中で興奮を語っている。
正確な話数やキャスト、放送時期などは明かされていないが、撮影は英ウェールズで行われる予定とのことだ。