水野美紀、田畑智子に「かぼちゃはチンして切るように」アドバイス

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NHK土曜ドラマ『逃げる女』の取材会が17日に開催され、水野美紀、仲里依紗、賀来賢人、遠藤憲一らキャスト陣が出席した。水野は、共演する田畑智子の自殺未遂とおぼしき報道に触れて、「“かぼちゃはチンして切るように”ってアドバイスしました(笑)」と、自殺未遂を否定。「全然悩んでいるような感じでもない」と話し、周囲を安心させた。
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『逃げる女』は、えん罪で刑務所生活を8年送った40歳の主人公・梨江子が、出所したところから始まるヒューマン・サスペンスドラマ。唯一のアリバイを否定し、自分を裏切った親友・あずみを探す旅は、殺人を犯した若い女・美緒との出会いによって、逃避行へと変わる。
作品ついて、梨江子役の水野は「とにかく監督と相談し、すごく細かいところを探りながらやっています。大変なのは心に憎しみを抱えた状態なんですけど、ロケ先の長崎がのどかで景色がいいので、ロケで待っているとついついのどかな気持ちになってしまって…」と、殺伐とした気持ちを保つことに苦労した様子。
長崎ロケでは出演者それぞれに深い思い出があるという。水野は、「美緒役の仲里依紗ちゃんと二人でちゃんぽんを食べるシーンがあるんですけど…」と前置きし、「注文してから食べきるまで1カットで撮ったんです。カメラの方向を変えて2回撮ったので、2杯ちゃんぽんを食べきったのは強烈な体験で」と撮影を振り返る。隣にいた仲も「そのシーン夜からだったんですけど、私、昼にまさかのちゃんぽんを食べてしまって!計3杯1日で食べました」と、ちゃんぽん三昧の1日を過ごした様子。
事件の担当刑事だった佐久間役の遠藤と、佐久間とコンビを組む若い刑事・安藤役の賀来もロケで長崎を何度も訪れたそうだ。賀来は、「7~8回行ったんですけど、ほとんど日帰りでして。ひとつよかったのはマイルがすごくたまったこと」と、ちゃっかりした面を覗かせ、遠藤も「俺も短期間で長崎を6往復したので、飛行機代がギャラより高かったんじゃないかな~と思って」と、ジョークを飛ばした。
NHK土曜ドラマ『逃げる女』は、NHK総合にて2016年1月9日22時スタート。