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ディカプリオの鬼気迫る演技に注目 『レヴェナント:蘇えりし者』予告編解禁

映画

『レヴェナント:蘇えりし者』ポスター写真
『レヴェナント:蘇えりし者』ポスター写真(C)2016 Twentieth Century Fox

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 レオナルド・ディカプリオ主演映画『レヴェナント:蘇えりし者』のポスタービジュアルと予告編が解禁された。臨場感溢れる圧倒的なスケール映像と、ディカプリオの鬼気迫る演技に引き込まれる内容となっている。

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 2015年アカデミー賞で作品賞・監督賞・脚本賞・撮影賞の最多4部門を受賞した『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』のアレハンドロ・G.・イニャリトゥが監督・脚本・製作を務め、さらに『ラストエンペラー』(87年)でアカデミー賞オリジナル作曲賞を受賞した坂本龍一が音楽を手掛けることでも注目を集めている本作。

 舞台はアメリカ西部の広大な荒野。狩猟中に熊に喉を裂かれ瀕死の重傷を負ったハンターのヒュー・グラス(ディカプリオ)は、狩猟チームメンバー、ジョン・フィッツジェラルド(トム・ハーディ)に置き去りにされてしまう。さらにグラスの息子までも、フィッツジェラルドは容赦なく殺害。グラスは大自然の脅威のなか、厳しい冬の寒さに耐え、交戦中の部族の熾烈な襲撃を交わし、愛する息子を殺されたことへの復讐の執念のみを武器に約300キロのサバイバルの旅を生き延びなければならない。激しい怒りを力に変え死の淵から蘇ることはできるのか…。

 大自然が猛威をふるう極寒の地で自然光のみを使った9ヵ月間のロケ撮影を敢行。ディカプリオにバイソンの生の肝臓を食べさせるなど、監督は究極のリアリティを追い求めた。さらにディカプリオが凍った川の中に入ったり、実際の動物の死骸の中で眠って撮影したという。また、2013年の俳優休業宣言を覆し本作への出演を快諾しただけあって、格闘シーンで鼻を折るほどの体当たりの熱演を見せている。

 原作はハンター、ヒュー・グラスの実話にインスパアされたマイケル・パンクによる同名小説。衝撃的な展開と壮絶なサバイバル、自然と自らの運命に抗った一人の男の再生を描くドラマは、今年12月25日に北米で限定公開。その後2016年1月8日に全米公開という興行を設定していることもあり、2016年のアカデミー賞レースの大本命との呼び声が各方面から上がっている。またイニャリトゥの2年連続オスカー獲得にも注目が集まる。

 『レヴェナント:蘇えりし者』は2016年4月より全国ロードショー。

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