『氷の微笑』監督最新作は復讐劇 サスペンススリラー『Elle』予告解禁
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1987年の『ロボコップ』やアーノルド・シュワルツェネッガー主演SF『トータル・リコール』（90）、シャロン・ストーンのエロティック・シーンが話題を呼んだ『氷の微笑』（92）などで名を馳せたオランダ出身のポール・ヴァーホーヴェン監督。2012年の『ポール・ヴァーホーヴェン／トリック』以来の新作となるサスペンススリラー『Elle（原題）』のインターナショナル予告が初公開された。
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フランス・ドイツ・ベルギーの合作となる『Elle（原題）』。主人公ミシェルを演じるのは、映画『愛、アムール』（13）のフランス人女優イザベル・ユペール。映画『ベティ・ブルー』シリーズの原作フィリッペ・ジャンが2012年に発表した小説『Oh…（原題）』をベースに、映画『13の選択』（15）のデヴィッド・バークが脚本を執筆した。
フランス語のインターナショナル予告では、外にいた飼い猫を家の中に入れるため、窓を開けたミシェルがマスク姿の暴漢に襲われるところから始まる。家族や知り合いの前では平然を装っているが、一人の時は脅えている様子だ。しかし、しだいに周囲の男性の中に犯人がいるか、さぐるようになり、射撃の練習をするようになる…。
ミシェルは成功しているビデオゲーム企業の社長を務めるビジネスウーマン。自分の家で暴行され、犯人の男にストーキングされていることを知ると泣き寝入りしない。しかし『Elle（原題）』は単純な復讐劇ではないという。ミシェルの周囲にいるのは、恋多き75歳の母親や大量殺人で投獄されている父親、未熟な息子と息子以外の男の子供を妊娠している息子の彼女など、ひと癖もふた癖もありそうな人達だ。
『Elle（原題）』はフランスで9月21日（現地時間）より公開予定。
