『攻殻機動隊』悪役・笑い男は『ファニーゲーム』のマイケル・ピット
関連 :
2017年3月31日全米公開を目指し、今年初旬から撮影が始まると伝えられている日本の士郎正宗原作の人気SFコミック『攻殻機動隊』ハリウッド実写版。映画『LUCY/ルーシー』(14)の人気女優スカーレット・ヨハンソンが公安9課の草薙素子に相当する主人公を演じるが、敵対する笑い男に相当する悪役に映画『ヴィレッジ』(04)や『ファニーゲーム U.S.A. 』(07)の俳優マイケル・ピットが決まったという。The Hollywood Reporterなどが伝えた。
【関連】舞台『攻殻機動隊ARISE:GHOST is ALIVE』公開稽古<フォトギャラリー>
コミックやテレビアニメの『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』に登場する笑い男は、サイバーテクノロジー会社社長誘拐やコンピューターウイルスの拡散など一連のサイバーテロ事件「笑い男事件」の主犯格とされる天才ハッカーの青年で本名はアオイ。一時は映画『マレフィセント』(14)のサム・ライリーが出演交渉に入ったと伝えられていた。
『攻殻機動隊』ハリウッド実写版は先月、配給が米ディズニーから米パラマウント・ピクチャーズに移行したことが明らかになった。現在のところ、スカーレットのほかに、彼女と映画『LUCY/ルーシー』で共演した俳優ピルー・アスベックが、公安9課に属するパワー型サイボーグのバトー役に決まっている。
監督は映画『スノーホワイト』(12)のルパート・サンダーズ。映画『ストレイト・アウタ・コンプトン』(15)のジョナサン・ハーマンが、ウィリアム・ウィーラーとジェイミー・モスの脚本をリライト。2月下旬よりニュージーランドで撮影がスタートする予定とのことだ。