東京に行きたかったチャニング・テイタム 『ワイスピ3』最悪なオーディションを告白

ダンス映画『ステップアップ』(07)の主演をきっかけに注目を浴び、『G.I.ジョー』(09)や『マジック・マイク』シリーズなどに代表される人気スターになった俳優チャンニング・テイタム。実は人気シリーズ『ワイルド・スピード』の第3弾『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』(06)のオーディションを受けていたことを明かした。
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深夜の人気トーク番組『Jimmy Kimmel Live!(原題)』に出演したチャニング。司会のジミー・キンメルに最悪なオーディション体験を尋ねられると、「それはあの…『ワイルド・スピード3』だよ。『TOKYO DRIFT』だ」と、当時を思い出したのか少し恥ずかしそうに返答。「ものすごく東京に行きたかったんだ」と笑い、「東京でドリフトしたかった」とジョークを飛ばした。
チャニングはオーディションがうまくいっていないと思ったらしく、「もう終わりだよね!? ひどい出来だ。もうやめるよ」と、自分から演技をやめてしまったという。当時のことは忘れることにしたというチャニングは詳細を覚えていないそうだが、うまくいかなかったのは自分の演技が下手だったのと、セリフを覚えておらずひどく狼狽してしまったことが重なったからだと分析した。結局、キャスティングディレクターや監督から「続けて」と言われることもなく、それで終わってしまったらしい。
東京が舞台となった2006年の『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』。チャンニングの代わりに(?)主役の座を射止めたのは、ショーンを演じたルーカス・ブラックだった。日本からは北川景子や妻夫木聡、千葉真一、中川翔子、真木よう子らが出演した。