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“こんな人、いる!” 動物なのに妙にリアルな『ズートピア』キャラクターの魅力

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動物なのに人間らしい『ズートピア』の住人たちに注目。
動物なのに人間らしい『ズートピア』の住人たちに注目。(c) 2016 Disney. All Rights Reserved.

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クラーク・スペンサー

 全米で3週連続1位を記録するなど、世界的大ヒットを飛ばしている、ディズニー最新作『ズートピア』。本作の見どころの一つは、「こんな人、周りにいる!」と思わせる、人間味溢れる動物キャラクターたちにある。そこで、作品に登場する代表的なキャラクターを紹介したい。

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 『ズートピア』は、動物たちによる動物たちのためのハイテク文明社会“ズートピア”を舞台にしたファンタジー・アドベンチャー。物語を彩るのは、製作陣がアフリカ取材などを行い入念にリサーチし作り上げた、個性豊かで魅力的な動物キャラクターたちだ。

 本作のヒロイン・ジュディは、立派な警官になることを夢みてズートピアにやってきたウサギ。明るく誠実な性格だが、田舎の両親との電話にムリに元気なフリをしたり、夕食用にレトルト人参をチンしたりと、一人暮らしの哀愁漂う姿も見せる。そして、自身の存在に悩み、葛藤する“普通の”女の子でもある。そんなリアリティ溢れるヒロインに、共感し、勇気づけられる人も多いだろう。

 ジュディとコンビを組むニックは、詐欺師ながら実は仲間思いのキツネ。周囲から理解を得られないあまり、開き直って世間の良くないイメージに応えてしまうという複雑な心の動きは、まさに人間らしいともいえる。

 ジュディが勤める警察署の署長、スイギュウのボゴは、ジュディに厳しく接し続ける“怖い上司”。プロデュサーのクラーク・スペンサーは、スイギュウは「最も強くて、最も頑固で、特に執念深い動物」と話しており、警察署長がスイギュウというのが理にかなっているという。人間界にもいそうなキャラクターだ。

 本作で、観るものに笑いを届けてくれるのが、ナマケモノのフラッシュだ。免許センターの職員なのだが、リッチ・ムーア監督いわく「アメリカで免許センターといえば、とにかく待たされることで有名」だそうで、全ての動きがスーパースローなナマケモノは、まさにそのままのイメージともいえるだろう。

 映画『ズートピア』は、4月23日より全国ロードショー。

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