『ヘザース/ベロニカの熱い日』テレビドラマ化、ベロニカ&JD役が決定

ウィノナ・ライダー主演でカルト的人気を博した1988年の映画『へザース/ベロニカの熱い日』のテレビドラマ化で、パイロット版の制作が決定した。ウィノナが演じたベロニカ役は、スティーヴン・キング原作の海外ドラマ『アンダー・ザ・ドーム』にメラニー役で出演した若手女優グレイス・ヴィクトリア・コックスが演じるという。
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TV Lineによると、クリスチャン・スレイターが演じた転校生JD役は、新人俳優のジェームズ・スカリーが演じるそうだ。ベロニカとJDのキャラクター設定は映画版とさほど変わらないという。
映画『へザース/ベロニカの熱い日』では、ヘザーという名前の女子高生3人組にいびられ憂鬱な高校生活を送っていたベロニカが、転校生の男子学生DJと共に3人組を懲らしめる計画を立てるが、JDのエスカレートしていく行動によって騒動が大きくなっていく。
テレビドラマ版は現代を反映したアンソロジー形式となり、シーズンごとに異なるヒロインと意地悪な女子グループを描くという。ケーブルテレビ局のTV Landが制作する30分枠のドラマになる予定とのこと。シーズン1のヘザース3人組は、レズビアンの黒人女子学生ヘザー・マクナマラ、自分の性が男子にも女子にも感じられないというジェンダークィアのヘザー・デューク(本名はヒース)。そして3人目のヘザーは、映画版に登場するマーサ・ダンストックのような大柄な体型の女子高生になるそうだ。
パイロット版の撮影は今秋に始まる予定。ジェイソン・ミカレフの脚本をもとに、映画『バチェロレッテ ‐あの子が結婚するなんて!』(13)のレスリー・ヘッドランド監督がメガホンを取る。