『フルハウス』の家をクリエイターが購入 賃貸物件として一般への貸出も計画

人気海外ドラマ『フルハウス』のクリエイターでNetflix制作の後日譚スピンオフ『フラーハウス』を手がけるジェフ・フランクリンが、『フルハウス』のオープニングクレジットの最後に登場するターナー家の“家”を購入したことが明らかになった。
【関連】タナー家が来日!『フラーハウス』ジャパン・プレミアイベント<フォトギャラリー>
The Hollywood Reporterによると、『フルハウス』の家として外観の撮影に使われたサンフランシスコに所在する家は、去る5月に415万ドル(約4億7300万円)で売りに出されたとのこと。サンフランシスコのローワー・パシフィック・ハイツにあり、いまだに250人程のファンが日々訪れるという。
家の中は実際のドラマの撮影で使われることはなかったが、寝室が4部屋とバスルームが4部屋あり、フランクリンはドラマのイメージに合うように内装をリフォームする予定だという。今後は撮影に使うと共に、いずれ一般の入居希望者に貸すことができるようにする計画もあるそうだ。
「家が売りに出された時は私がこの家を絶対に買うと思った。この家には感傷的な思い入れがある」とフランクリン。「『フルハウス』ファミリーがこの家を所有し、ファンのために維持できるのは素晴らしいことだ。この家を所有できて最高だよ」と、The Hollywood Reporterに語ったという。
フランクリンは秋頃に約400万ドル(約4億5600万円)で購入契約を結んだそうで、前のオーナーがシーフォーム・グリーンに塗り替えたフロントドアを元の赤色に戻したとのこと。ただし1883年に建てられた家を現在の市の規定に則ったものにするため改装工事を始めるそうで、その間は破損しないように赤いドアを取り外しておくという。