ベン・アフレック監督作『夜に生きる』公開決定! 脚本・主演の3役で賞レース狙う

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俳優ベン・アフレックの監督・脚本・主演最新作『Live By Night(原題)』が、邦題『夜に生きる』として2017年5月より日本公開されることが決定した。原作は『ミスティック・リバー』『シャッター・アイランド』を手がけた作家・デニス・ルヘインによる傑作ノワール小説で、エドガー賞(MWA賞)最優秀長編賞を受賞している。
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本作はポスト・クリント・イーストウッドとして着実にキャリアを積むアフレックが『アルゴ』以来5年ぶりに監督・主演・脚本を務めた作品で、復讐と野心と裏切り、そして悲しくも切ない愛、激動の時代を生き抜こうとするギャングたちの生きざまを描いた犯罪ドラマ。
アカデミー賞7部門にノミネートされ、作品賞始め3部門に輝く『アルゴ』の監督・主演を務め、主演作『ザ・コンサルタント』の公開も控えるアフレック。デニス・ルヘイン原作の作品は、アフレックの長編初監督作『ゴーン・ベイビー・ゴーン』以来二度目となる。賞レースを見据え全米では12月25日に限定公開、1月13日に拡大公開されている。
舞台は禁酒法時代のボストン。野心と度胸さえあれば権力と金を手に入れられる狂騒の時代に厳格な家庭に育ったジョーは、警官幹部である父に反発し、やがてギャングの世界に入りこんでいく。
ある日、ジョーは強盗に入った賭博場でエマと出逢い恋仲となるが、彼女は対立組織のボスの娼婦だった…それは裏社会においては絶対に越えてはいけない一線であり、ジョーの運命は大きく狂っていく…。
キャストには主演のアフレックのほかにエル・ファニング、ブレンダン・グリーソン、クリス・メッシーナ、シエナ・ミラー、ゾーイ・サルダナ、クリス・クーパーらが名を連ねている。
映画『夜に生きる』は2017年5月より全国公開。