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『君の名は。』川村元気Pが明かす秘話 RADWIMPS楽曲影響で「セリフが変わった」

アニメ

『君の名は。』川村元気プロデューサーが明かす、制作秘話とは
『君の名は。』川村元気プロデューサーが明かす、制作秘話とは(C)2016「君の名は。」製作委員会

 現在大ヒット中のアニメ映画『君の名は。』を手掛けた映画プロデューサーの川村元気が、16日放送のNHKトーク番組『あさイチ』に出演。川村は今年社会現象にまでなった本作のヒットの要因として考えた音楽制作にまつわる話などを語った。

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 もともと大ヒットを予測しておらず、公開初日が明けての騒ぎを「新海(誠:監督)さんとポカーンとなった記憶がある」と振り返る。しかし一方で、今回この作品が注目された要因を「新しいアニメの形が求められていたのではないかと思いました。例えばディズニー作品や、ジブリ作品とはまた違ったものというか」と川村は推測。そして本作の特徴的なところとして、ロックバンドRADWIMPSの歌入り曲がまるまる4曲映画に挿入されているなど、音楽面での新しい挑戦を挙げる。

 その試みでは、かつて川村が手掛けた映画『バクマン』でも行われた、音楽制作は場面の絵ができてからのものと、RADWIMPSに前もって脚本だけを渡しイメージだけで映画の音楽を制作するものの2種類の対応にて実行。そしてRADWIMPSから渡された本映画のテーマ曲「前前前世」を聴き「すごい歌だ、って思いましたね。歌に引っ張られて逆にセリフが変わっちゃったところもあるくらいで」と相乗効果で制作を進めていたことを明かす。

 またこの日は、新海監督からのコメント映像も到着。新海監督は劇中に何度か泣きポイントを考えていた時、クライマックスを分散することを考える一方で、川村は重ねたほうが絶対いいと主張し「より強く泣かせることができる。余分に泣かせれば、興行収入が何百万円かアップするって言われまして」と語っていたこと明かす。その一方で新海は「(お金の話を出したのは)あくまで照れだとは思うんです。だからチャラいとは思うところもあるけど、気持ちがすっと柔らかくなる」と、川村の気配りを察する思いを語る。

 その言葉に「チャラいと言われることに関し、覚悟はしていた」と語る川村は「もうちょっといい言葉を発言して欲しかった」と苦笑いしながら、さらに自身の照れを表現していた。

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