福士蒼汰、号泣の小松菜奈に優しくハンカチを手渡す 客席からは大きな歓声

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俳優の福士蒼汰と小松菜奈が17日、都内で行われた映画『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』初日舞台挨拶に東出昌大、山田裕貴、三木孝浩監督と共に登壇。サプライズで三木監督が福士と小松に、作品出演への感謝の気持ちを込めた手紙を送ると、小松は感極まり号泣。福士がそっと小松にハンカチを渡す姿に会場からは大きな歓声が上がった。
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本作は、150万部を突破した七月隆文の大ヒット小説を、映画『アオハライド』の三木孝浩監督で映画化。“30日間”しか一緒に過ごせない運命で結ばれているカップルのかけがえのない一瞬をみずみずしく描いたファンタジックラブストーリー。
三木監督が福士と小松に対して心のこもった手紙を読み上げると、途中から小松の目には涙が浮かぶ。必死にこらえていたが、難役へのチャレンジをたたえられると、涙が止まらなくなる。福士も、三木監督から現場での立ち振る舞いや、役への真摯に向き合う姿を称えられると感極まった表情をみせていたが、小松の号泣する姿を見て、そっとハンカチを小松の手に渡す。そんな福士の優しい行動に客席からは大きな歓声に包まれた。
またこの日は、作品のタイトルにちなんで「来年、○○と○○する」というテーマでのトークが展開。東出と小松が「母と旅行をする」と同じ回答をするという偶然もあったが、東出は「もうそろそろ親孝行をしないとなと思います」と理由を語ると、三木監督から「父親になると親のありがたみが分かるもんだよね」と突っ込まれ、大きくうなずいていた。
福士は「料理下手とおさらばする」と回答。これまでほとんど料理をしたことがないと告白していたが、本作のロケで京都に滞在していたときは、豚のしょうが焼きを作ったという。うまくできたそうだが「しょうが焼きのもとを使ったので、今度は一から作ってみたい」と目標を掲げていた。
最後に福士は「この作品の大きなテーマは“時間”です。大切な人との一瞬の時間をどう過ごしていくか、位置づけしていくかを考えられる作品です」と見どころを語っていた。
映画『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』は全国公開中