ジョン・レノン&オノ・ヨーコの伝記的映画が制作へ

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世界に名をとどろかせた伝説のミュージシャン、ビートルズの元メンバーのジョン・レノンと、ジョンの妻で芸術家・ミュージシャンのオノ・ヨーコの関係を描く伝記映画が制作されるという。ヨーコ自身が、映画『キャプテン・フィリップ』(13)の製作マイケル・デ・ルカ、『博士と彼女のセオリー』(15)の脚本家アンソニー・マクカーテンらと共にプロデュースすると、DeadlineやVarietyなどが伝えた。
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タイトル未定の映画はDeadlineによると、ジョンとヨーコのラブストーリーを描くという。『博士と彼女のセオリー』でアカデミー賞脚色賞にノミネートされたマクカーテンが脚本を執筆する予定。監督やキャスト、公開予定時期などの詳細は不明だ。
1960年代にロンドンで開かれたヨーコの個展で出会ったというジョンとヨーコは、1969年にジブラルタルで結婚。やがてビートルズが解散すると、ポール・マッカトニーとの不仲を伝えられたヨーコが解散の原因だったと非難された。ジョンとヨーコは2人の音楽ユニットや反戦活動などに力を入れ、平和活動家としても世界に影響を与えた。ジョンは1980年、ニューヨークの自宅の前で狂信的なファンの銃弾に倒れ死去した。
映画のストーリーは「愛と勇気、アメリカにおける行動主義といった(2人に)関連するテーマに焦点をあてる」とデ・ルカ。現代の若者達が自分達の望む世界に対して明確なビジョンを持ち、そのために行動を起こすことをインスパイアできる作品にしたいと語ったとのことだ。