『キングスマン』、監督が第3弾の可能性を示唆

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オスカー俳優コリン・ファース演じるベテランスパイがタロン・エガートン演じる青年を一流スパイに育てて巨大な陰謀に立ち向かうスタイリッシュ・スパイアクション『キングスマン』。スマッシュヒットを受けて第2弾が製作され、米英などでは今秋に公開予定になっているが、監督のマシュー・ヴォーンはすでに第3弾の構想を練っているという。
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Deadlineによると、ヴォーン監督は現地時間5日に英ロンドンで開催された2作目『Kingsman:The Golden Circle(原題)』のスペシャルイベントで簡単なQ&Aを行ったとのこと。前作に引き続きジェーン・ゴールドマンと第2弾の脚本を執筆中に、第3弾が念頭にあったことを語ったという。
ヴォーン監督は「奇妙なんだが、『キングスマン2』を執筆中に『キングスマン3』についても考えていたんだ。おかしなことだけどね」とコメント。第3弾について「すごいアイデアがある。空白を埋めるようなストーリーだ。うまくいけば、もう一本、作るよ」と第3弾に乗り気である様子だったという。
女優クロエ・モレッツがブレイクするきっかけとなった映画『キック・アス』シリーズで監督・製作を務めたヴォーン監督。同作の続編が失敗に終わった苦い経験があるため、「(『キングスマン』の)続編にはすごく躊躇した。あまりにも多くの続編が、シリーズをより楽しめる作品にすることに失敗しているという単純な理由からだ。大抵は前作よりスケールアップしているが、前作を上回っているとは限らないからね」と持論を展開したという。
それでも『キングスマン』続編については、製作の段階で第3弾について考えていたというのだから、かなり自信があるに違いない。日本での公開決定に期待したい。