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<日本アカデミー賞>佐藤浩市、最優秀主演男優賞受賞 親子代々の“新人賞”を問われ苦笑い?

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佐藤浩市、第40回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞
佐藤浩市、第40回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞 クランクイン!

 第40回日本アカデミー賞授賞式が3日、都内で行われ、『64‐ロクヨン‐前編』で主演を務めた佐藤浩市が最優秀主演男優賞を受賞した。佐藤は「久しぶりに大きいほう(最優秀賞)をいただいたのですが、こんなに重かったのかなって思いました」と受け取ったブロンズへの率直な思いを述べていた。

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 佐藤にとって最優秀賞の受賞は、第18回の『忠臣蔵外伝 四谷怪談』(最優秀主演男優賞)、第24回の『ホワイトアウト』(最優秀助演男優賞)、第27回の『壬生義士伝』(最優秀助演男優賞)に次いで4度目の受賞だが、受け取ったブロンズに対して「こんなに重く感じるのは、僕が50歳も半ばを過ぎて筋力が衰えたのか、はたまた別の感慨で重さを感じているのか……。もちろん年齢ではないのですが、なんかね、困っちゃうなって感じですね」と照れくさそうに語っていたが、最後には「またここに戻ってこれるようにスタッフ共々、映画作りを続けていきたいと思います」と力強く語っていた。

 またこの日は奇しくも息子の寛一郎が俳優デビューすることが大きく報道されたが「こんなアカデミー賞の日にねぇ~」と苦笑いを浮かべる。報道陣から「息子さんも来年のアカデミー賞では新人俳優賞を?」と聞かれると「俺と(佐藤の父親である)三國連太郎でやっているので……。そんな恥ずかしい展開は」と語って会場を笑わせていた。

 現在56歳となる佐藤だが「綾野(剛)くんや松山(ケンイチ)くんみたいに肉体的な役作りはもう無理ですが、違う形でやっていきたい。観ている人を裏切りながら役を楽しんでいきたいですね」と今後の俳優人生について語っていた。

<日本アカデミー賞優秀主演男優賞一覧(★は最優秀賞受賞者)>
★佐藤浩市『64‐ロクヨン‐前編』
綾野剛『日本で一番悪い奴ら』
岡田准一『海賊とよばれた男』
長谷川博己『シン・ゴジラ』
松山ケンイチ『聖の青春』

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