ミランダ・カー、マレーシア公金横領疑惑に絡む9億円相当の宝石を返還

スーパーモデルのミランダ・カーが俳優レオナルド・ディカプリオ同様に、マレーシアの公金横領疑惑に絡む捜査で当局から要請を受け、800万ドル(約9億円)相当の宝石を返還したことが明らかになった。The WrapやReutersなどの海外メディアが伝えた。
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先日、俳優レオナルド・ディカプリオが、マレーシアの政府系ファンド「ワン・マレーシア・デベロップメント」(1MDB)の公金を横領した疑惑で捜査を受けている映画製作会社レッド・グラニット・ピクチャーズから贈られた絵画やマーロン・ブランドのオスカー像などを返還したのは記憶に新しい。ミランダは2014年当時に交際していたというマレーシアの富豪ジョー・ロー氏から贈られた、公金で購入された疑いのある宝石類を返還したとのことだ。
ロー氏には1MDBが手がけたベンチャー事業の資金を流用した疑いがかけられており、現在当局が捜査しているという。ミランダが同氏から受け取ったとされる宝石類には、文字が入ったハート型のダイヤモンドネックレス(180万ドル/約2億100万円相当)、ピンクダイヤモンドのペンダント(480万ドル/約5億3800万円相当)、イヤリング、ブレスレット、指輪のセット(200万ドル/約2億2400万円相当)が含まれているそうだ。
ミランダの代理人は「先週の金曜日にミス・カーのロサンゼルの貸金庫に保管されていた宝石が政府に引き渡されました」とコメント。本件でミランダは捜査の対象になっていないとのことだ。