『H・R・ギーガーの世界』BD&DVD発売! 東京コミコンで先行販売も決定

映画『エイリアン』造形の産みの親、孤高のアーティストの生涯に迫るドキュメンタリー『DARKSTAR/H・R・ギーガーの世界』のブルーレイ&DVDが12月20日に発売される。それに先立ち、12月1日から開幕する「東京コミコン2017」にて、解説書などが封入される初回限定特別版ブルーレイが先行販売される予定だ。
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『エイリアン』(79)における造形で、1980年のアカデミー賞視覚効果賞を受賞したスイスの画家・デザイナーのH・R・ギーガー。その作品は世界中のファンを魅了し、数々のアルバム・ジャケットにも使用され、多くのアーティストたちに影響を与えてきた。
本作は73歳のギーガーの自宅やアトリエを訪れ、本人と関係者のインタビューを通し、その知られざる素顔に肉薄。語られるのは6歳の時に父親にプレゼントされた頭蓋骨や、博物館でのミイラの恐怖といった創作の源泉、3人の女性のパートナーとの出会い、そして『エイリアン』の誕生秘話が明かされる。
さらに驚かされるのはギーガーの住まい。ひとたび王国の扉を開けると、そこは彼が生み出した作品に満ちており、カメラはまるで宇宙の中心のように昼と夜が溶け合った特別な空間が拡がる「ダーク・スター」の中心部へとすすみ、その全貌を明かしていく。2014年5月に74歳で亡くなる直前の最後の日々を映した、貴重なアート・ドキュメンタリーとなっている。
ブルーレイ&DVDには、本作のメイキングをはじめ、ギーガーの膨大な作品を管理するマルコ・ヴィッツィヒ氏の来日時舞台挨拶映像、予告編等を収録。これに加え、初回限定生産の特別版ブルーレイは、スペシャルアウターケース仕様にポストカードセットと解説書を収録した永久保存版となっている。
『DARKSTAR/H・R・ギーガーの世界』は、初回限定特別版ブルーレイ6500円(税別)、通常版ブルーレイ4700円(税別)、DVD 3800円(税別)で12月20日発売。初回限定特別版ブルーレイは「東京コミックコンベンション2017」(12月1日から3日開催)にて先行販売予定。