映画『メアリーの総て』×宇野亞喜良がコラボ オリジナルイラスト公開
女優のエル・ファニングが主演を務める映画『メアリーの総て』から、イラストレーターの宇野亞喜良とコラボしたオリジナルイラストが到着。宇野によるイラストは10月13日発売のスペシャル劇場鑑賞券と限定特典のノートブックに掲載される。
【写真】映画『メアリーの総て』×宇野亞喜良 コラボスペシャル劇場鑑賞券&特典オリジナルノートブック
本作は、ゴシック小説の金字塔として、ティム・バートンやデヴィッド・リンチら巨匠監督に大きな影響を与えた『フランケンシュタイン』の作者、メアリー・シェリーの生涯を描いたヒューマンドラマ。恐ろしくも悲しい“怪物”を若干18歳で作り出したメアリー。19世紀のイギリスを舞台に、彼女が経験する道ならぬ恋や、愛と放蕩の日々、大切な人の死など、ベールに包まれていた波乱の人生をつづっていく。
神秘的な美しさを秘めた人物画で、これまでたくさんの挿絵やグラフィックデザインを発表してきた宇野。椎名林檎や布袋寅泰といったアーティストのアルバムジャケットをデザインしたり、近年では資生堂の化粧品ブランド「マジョリカ マジョルカ」とコラボした似顔絵ジェネレーター「マジョリ画」が話題となった。
宇野が本作のために描き上げたのは、手に“フランケンシュタイン”を持った少女をモチーフにしたイラスト。このオリジナルイラストは、スペシャル劇場鑑賞券と、全国限定800冊で用意される特典のオリジナルノートブックで見ることができる。
本作を観た感想を、宇野は「百年以上前の話だから、いろんな部分が面白い」と話し、「この時代にはまだ女性の作家の存在が認められていなかったようで、出版された本の表紙に作家名はなく、作家名が入るのは2刷り以降のことらしい。現代人には全ての事象が新鮮である」とコメント。本作を「リアリズムで描くロマネスクの世界」と評している。
また、イラストについては「映画からインスピレーションを受けて、僕の中のイマジネーションの世界でメアリーを描き上げた」と語った。
映画『メアリーの総て』は、12月より全国順次公開。宇野亞喜良によるオリジナルイラストレーションが描かれたスペシャル劇場鑑賞券は、10月13日より全国の上映劇場で発売。特典のオリジナルノートブックは全国限定800個まで(なくなり次第終了)。
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